鍋物料理も新太郎で

いよいよ師走、皆様も何かとバタバタ忙しい事かと思います。気温も下がり、鍋物が恋しい季節となりました。
もちろん、新太郎でも鍋物料理ご用意できます。忘年会、新年会にでもいかがですか？写真は先日のアラ鍋ですが、その他、海鮮寄せ鍋、鯛しゃぶ、ぶりしゃぶ、鴨なべ、牛しゃぶ、すっぽん鍋などもご用意できますよ。
又、これからの季節は何といっても、毎年ご好評いただいている、ふぐ料理ですね。ふぐ刺し、皮酢、ふぐちり鍋、唐揚げ、白子など自家製ぽん酢でいただいてもらいます。(今回のぽん酢は我ながらいつも以上に上手くできましたので是非とも味わってみてください。)
１２月も週末以外はまだまだお部屋の方も余裕がありますのでお早めにご予約お待ちしております。

あら

先週末より５キロのアラ、刺身、にぎり、鍋と楽しんでいただけましたでしょうか？上をみれば１０キロ、２０キロと大きなアラもありますが、(もちろん、５キロもなかなかの大きな方です。)まぁ、そうなるとうちくらいの小さなお店ですと買って売り切る自信がないと仕入れできませんし、まぁ、価格的にもそれなりに。１キロ前後のお手頃なアラでも切り身にしてしまえば同じアラでも切り身に大きさは書いてあるわけではないですし、小さくともアラ大きくてもアラなんですが、やはりアラはデカイ方が旨いです。というか大きさで味わい、身質自体が変わります。今回は売り切りましたが、又、機会があれば仕入れようかなぁと思っております。

生からすみ

先日のぼらの卵(カラスミ)ですが、血抜き、塩漬けの段階でどうしても、皮が破れたり、血抜きが上手くいかなかったりするものがでてきますので、綺麗な部分を生からすみにしました。卵をばらして塩をうってから熟成させて瓶詰めにしました。カラスミほどの濃厚な味わいはないものの、これはこれで今の時期のもの、旨味のある酒の肴、珍味に仕上がりました。で肝心のカラスミの方は塩漬け段階も終わり、塩抜きし、さらに清酒に浸けて熟成中でございます。今のところ順調に仕上がっております。

本まぐろ(青森尻屋、天然生)

青森尻屋、津軽海峡の太平洋側の入口にあたります。定置、１００キロオーバーと問題なし。このところの大西洋本まぐろを見てた分、脂は期待できませんがそれでも皮に近い方には脂がのってきております。津軽海峡、先日の大間、三厩と比べると格段にものの良さを感じ、いよいよ津軽海峡も本番といったところでしょうか。
まぐろと言うと大西洋本まぐろは漁獲枠の拡大とのうれしいニュースがまぐろの資源回復の点では太平洋側は遅れておりますね。と同時にうちでは業者さんより年末の冷凍めばちまぐろの値段を上げさせていただきますとの事。(通常、うちでは冷凍まぐろは使いませんが年末年始やお盆用の出前、不漁で生まぐろが手に入らない時には使っております。)今年のお盆前にも値上げされてただけに業者さんも申し訳なさそうでしたがこればかり自然のものなどで仕方ないです。
しかしながら、まぐろばかりじゃないんですよね、ここ１、２年でかなりのものが値上げにそこにきて、まぐろの値上げ、今年はいくらも駄目みたいでもうびっくりする位の値上げぶりでして年末年始どうなるものか、だからといってお客様より値上げ分、払ってくださいとも言えず、末端の私たちが我慢するしかないのですが…。物の値段は上がりますがそれを売値に添加できない末端、いわゆる川下デフレ、正直辛いですが年末年始も年中無休で頑張ります。

ヤイトかつお

三キロ弱のヤイトかつお、卸してみました。正直、この手のかつおやまぐろ類は卸してみないとものが良いか分からないのですが今のヤイトかつおは鮮度といい、身質と間違いないですね。
色も綺麗し、脂がのっており、今日のヤイトかつおならまぐろにも負けないとは言い過ぎかもですが、今日は下手なまぐろよりヤイトかつおがおすすめです。