寿司割烹新太郎の美味しいお話し

旬のさかな、旬のすし

めばる煮付け

2018-02-26 20:46:59 | 酒肴

酒肴に季節の魚の煮付け、甘辛く煮付けたものをチビチビとつつきながら熱燗で一杯なんてのもよいものです。今日はめばるを春先になるとこういう磯魚が活発に動きますので煮付けにすると旨いんですよね。めばるは煮付けが一番、淡白ながら身ばなれの良い身に煮汁をからめながらいただきます。

天然ひらめ

2018-02-19 14:44:29 | 旬のさかな

寒ひらめ、この時期の白身としてはまず、外せないのはひらめですね。今は養殖ひらめがありますので夏であろうが一年中、季節感がなくなってますが、この寒い時期がひらめの旬です。
という事で2月の白身は天然ひらめを中心に仕入れてます。寒くなるとグンと身に厚みが出てきていかにも旨そうな姿になってきます。まずは薄造りをぼんず醤油でにぎりにもよく合います。忘れてならないのがえんがわ、ひらめならではのコリコリ、しつこさもなく美味ですよ。そろそろ子持ち始めてますがもうしばらく、3月いっぱい位は大丈夫かと思います。時期の天然ひらめ、是非、ご賞味を。

本まぐろ(天然生、長崎)

2018-02-11 21:34:44 | まぐろ

久しぶりの生の天然本まぐろです。
早春らしい綺麗な身質でして脂は薄いですが赤身の綺麗なまぐろですよ。
で実はこのまぐろ、長崎産ではありますが築地経由というはたからみると実におかしな経路で入荷しました。というのも、日本近海で獲れるまぐろで良いものは築地に送られます。築地に送っても買い手がつかないようなまぐろは浜に残るでしょうがやはり良いまぐろは築地の方がはるかに高く値段がつきますしこのような大物を見極める目利きやそれを扱えて売り捌けるような土壌もないでしょうから。したがって長崎産であろうとも築地を経由して又佐賀に戻ってくるという事になる訳です。