成り行きアラカルト日記

人生は成り行きでありますが、日日是好日と考えて、日々の出来事を凡人の視点でアドリブ的に記載したいと思っております。

児童虐待防止法改正へ、見直し案まとまる

2007-03-01 21:14:06 | 三面記事的
児童虐待防止法改正へ、超党派議員が見直し案まとめる(読売新聞) - goo ニュース

 児童相談所の立ち入り権を家裁に令状請求できるようになるようだ。強制的に立ち入り調査できるようになるわけだ。

 ・・・立ち入り調査は現行法でも可能だが、強制権が伴わないため保護者の抵抗で断念したり、虐待の発見が遅れたりするケースが指摘されていた。3月中に同法改正案をまとめ、今国会に議員立法で提出、成立を図る。
 勉強会の検討案によると、児童虐待の恐れがある家庭に対し都道府県知事が出頭要求できる制度を新設。2度目の出頭要求にも応じない場合、児童相談所が家庭裁判所などに令状を請求する。
 請求に際しては(1)児童虐待が行われている恐れがある(2)立ち入り場所を特定できる(3)他に児童の安全確認の方法がない-という3条件を証明する資料を裁判所に提出するとしている。・・・・・

 とにもかくにも、先ずは虐待の阻止と予防が一番大事である。虐待で死亡する児童が減ればいいのだが。
 しかし、児童虐待が公然と行われるような世の中になったことはさびしいかぎりであるが、社会の流れは変えにくい。
 「あかちゃんポスト」の問題も良い悪いの論議があるが、仕方ないことなのだろうか。
 親になるには、育児という時間必要であり、社会や共同体が、養育者に親としての教育をすることが必要である。しかし、その機能が働かず、親としての出発点で余りに成熟していない人が多い。そして、そのような人の育児は子供のペット化であろう。直接に虐待はしない人でも、子供をペットとして育てている人がいるのではと思うと、これは怖いことだ。
 目に見えない虐待は、子供が成長してから問題化する。





「寝ても覚めても本の虫」児玉清

2007-03-01 18:56:02 | 書物
昨日購入、新潮文庫です。平成13年10月に単行本で刊行され、文庫化に際して追加章がありました。しかし、週刊ブックレビューや批評欄では、博識が輝いているが、やはりこの本を読むとよく分かります。なんせ海外作品の翻訳が待てないので、ハードカバーがあちらで発売されるや、すぐに購入して読むことを十数年やっているとか。そこらあたりのマニアとはかなり違いますなあ。守備範囲も広いのも凄いです。