「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」を衛星第二でやっておりました。1993年のアメリカ映画であります。
内容は以下のごとし
・・・潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ◇93年、米。ロバート・デュバル、リチャード・ハリス。孤独に暮らす2人の老人が、偶然の出会いから生まれた友情で再び人生を輝かせていく姿を描く。元理容師が海の男だった老人と出会い、美しいウエートレスのいるレストランへ一緒に行くことになる。ランダ・ヘインズ監督。(字幕)
監督: ランダ・ヘインズ
製作: トッド・ブラック
ジョー・ワイザン
脚本: スティーヴ・コンラッド
撮影: ラホス・コルタイ
音楽: マイケル・コンヴァーティノ
出演: ロバート・デュヴァル
リチャード・ハリス
シャーリー・マクレーン
サンドラ・ブロック
ミコール・マーキュリオ
マーティ・ベラフスキー
パイパー・ローリー
エド・アマトルド
ジャグ・デイヴィース
【解説】
「愛は静けさの中に」のランダ・ヘインズ監督の下、「ゴッドファーザー」の名脇役ロバート・デュヴァル、「カサンドラ・クロス」の演技派リチャード・ハリス、「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーン、そして人気急上昇の「スピード」のサンドラ・ブロックなど豪華キャスティングにより、一人の美しいウエイトレスを囲む老人たちの心の絆を描いたハートウォーミングなヒューマン・ドラマ
仕事を引退し、悠々自適だが孤独な暮らしを送るふたりの老人が、偶然の出会いから生まれた友情によって再び人生を輝かせていく様を描いた感動作。ベーコンサンドを持って海辺の公園へ行くのが日課の元理容師ウォルターは、海の男だったフランクと出会い、ベーコンサンドを作ってくれるウエイトレスのいるレストランへ一緒に行くことになり・・・。ブレイク前のサンドラ・ブロックがウエイトレス役で出演。
まあそんな流れの映画でありますが
ハリス演じるフランクは、4度結婚して4度離婚の経験者で元船乗り、自慢はヘミングウェイとレスリングしたことで、息子から贈られた帽子を被り、それに拘りがある。嬉しいのだなあ。変な帽子である。シャーリー・マクレーンは僕が昔好きだった女優なのですが、彼女演じるのはフランクのアパートの大家である。フランクも色々と小言を言います。味がありますなあ。
フランクはジョギングの途中、公園のベンチで、同じ
ぐらいのデュバル扮するウォルターと出会うことになり友人となるのですが、彼は大人しくてフランクとは違い紳士なのかな?
元床屋さんだったウォルターは、のんびりとしており、彼の手には毎朝行く店のウエートレスであるエレーンが作ってくれるベーコン6枚をはさんだサンドが・・・
サンドラ・ブロックがそのエレーンを演じておりまする。彼は彼女に好意をもっているわけですね。
その対称的なキャラの二人が・・・というわけであとは観て下さい。
老人の心理がじんわりと分かりますね。二人は喧嘩しながらも友情があるわけで、二人の会話が面白い。
人間生きていくとは素晴らしいことだけど、また孤独なことだなあ!と思いますね。
一人でいる力と、他人さんといることができる力の両方が大事だなあ。
この映画を観ると、男の繊細さが女性にも理解できるかもなあ。観てくれ!女性諸君。