最近、時代小説を読む機会が多くなった。誉田龍一が時代小説を書いていたとは知らなかった。
この本は、「小説推理」に掲載された短編の連作を纏めたものだ。
この中の「消えずの行灯」が、06年に第28回「小説推理新人賞」を受賞している。
時代ミステリーであるが、探偵役を担う「釜次郎」なる御家人の厄介者が「榎本」という苗字である。
そう!「榎本武揚」であり、彼を取り巻く人々、狂言回しをする人たちが、幕末から明治に活躍した人であることが
判明する。なかなか上手く構成を考えた小説だ。
しかし、何か読み応えがなかったようなところがあり、短編だからだろうかなあ。
この本は、「小説推理」に掲載された短編の連作を纏めたものだ。
この中の「消えずの行灯」が、06年に第28回「小説推理新人賞」を受賞している。
時代ミステリーであるが、探偵役を担う「釜次郎」なる御家人の厄介者が「榎本」という苗字である。
そう!「榎本武揚」であり、彼を取り巻く人々、狂言回しをする人たちが、幕末から明治に活躍した人であることが
判明する。なかなか上手く構成を考えた小説だ。
しかし、何か読み応えがなかったようなところがあり、短編だからだろうかなあ。