鉄道をあらわした音楽と言うと、 オネゲルのパシフィック231(2C1の蒸気機関車)を思い浮かべる方が多くいらっしゃるかと…私はこの曲の描写技法が直接的すぎて好きではないのです。
先日、NHK-FMで「鉄道をテーマにした音楽」があり「はと と つばめ」(この曲は全く存じ上げませんでした)や「走れ超特急」等を流していました。まぁ…こんなもんか と思っていたら最後にドボルザークの交響曲第9番の4楽章…この選曲にはビックリ。これに鉄道が隠れているとは思いもよらないです。
解説者曰く…この楽章に鉄道を表す文面は何処にも無いがドボルザークはオ鉄だった…だそうです。そう考えると一発のシンバルとラルゴは何が言いたかったのか…妙に悩みます。勿論「この楽章が鉄道のイメージを含んでいる」の解釈に納得などしてませんよ。
中学の頃からお気に入りの4楽章…お鉄の要素から私の心に溶け込んできた?。まさかぁ~。
皆様は4楽章から鉄道をイメージ…されますか?
G線上のアリア、バッハの『管弦楽組曲第3番』BWV1068の第2楽章「アリア」をアウグスト・ウィルヘルミがバイオリンのE線A線D線G線のG線だけで演奏する遊び心による編曲版で本来のアリアとは別物である事は有名なお話です。
NHKの「らららクラシック」でG線上のアリアを流したのですが時間の都合で早送り・・・なに・・これ。放送時間の都合ならゲストのくだらない会話をカットして下さい(田中さん・ごめんね)。G線での開放弦~ハイポジションでの演奏技術を拝見したかったのに…NHKは酷い編集をするものです。
専門家の方が言っておられた「バッハは『音楽は神様に与えられた素晴らしい人間に対する贈り物で少しでも良い形で神様にお返ししなければいけない』と思っていた」……素晴らしい言葉ですね。思わず「いいね」を押してしまいます。
パート別の演奏紹介で第一Violinは1音だけで「ほったらかし」の表現、これは違う…この1音に素晴らしい音楽性が潜んでいる事に気付かないのでしょうか。また「アリアは・みんなが主役」の言葉もおかしい。どんな曲であっても編成であっても「みんなが主役」なのです。
NHKの「らららクラシック」使用される音源や専門家の発言はOKですが、番組構成…へんですよ。
昨日のお昼にNHK-FMで冨田勲さんをゲストに迎え「イーハトーヴ交響曲」をベースにした宮沢賢治ワールドの紹介をしていました。車のラジオで偶然の遭遇です。私はラジオ番組に夢中になってしまい同乗者の事など…ほったらかしでした。そして・そのままCD屋さんに直行し首題のCDをゲットです。
全般的に素晴らしい出来であることは言うまでもありません。宮沢賢治さんの世界を冨田勲さんの音で表現すると・こうなるのですね。それは私が抱いていた彼の世界を崩す事無く・また新しい表現として素直に私の心に溶け込んできました。
冨田勲ワールドに初音ミクさんの出演にビックリ…富田さんは今人気があるから取り入れるなんて事は絶対しない人と確信しています。今回の作品にピッタリと判断されたかと、そのせいか…初音ミクさんの音域が全般に高かったですね。また、ミクさんを風の又三郎に仕立ててしまう所など…「ほぉ~」の一言です。
冨田さんはシンセサイザーとは全く別の観点で初音ミクさんに出演を依頼されたんでしょうね。
そうそう、ラジオ番組の中で宮沢さんの有名な写真が話題にあがり…これはベートーベンさんの真似をしている所なんだそうです。これにも「ほぉ~」でした。
アンコールだったのでしょうか、CDには「リボンの騎士」と「青い地球は誰のもの」も入っていました。富田勲さんの代表的な作品ですものね。
東京オペラシティでのコンサート風景…(著作権問題はさておいて)YOU TUBEで探してみたのですが…NHK(TV)の超下手編集版しかなく、あれでは…この世界の紹介が出来るレベルではないので、リンクしておりません。超下手編集…NHKさん勘弁して下さいよ。
そうそう…このCD、家で5回程聞き込んでしまいました。コンサート風景を丸ごとブルーレイで発売して欲しいですね(NHKの超下手編集なしで…お願い致します)。
過去に宮沢賢治ワールド、本ブログで何度となくテーマとさせて頂きました。冨田勲さん・初音ミクさん・リボンの騎士や青い地球は誰のものも、それぞれ個別にテーマとさせていただきました。今日のブログ…総出演です。まさか…こんな事があるとは思ってもいませんでした。
昨日に引き続き「ドナドナ」です。
初音ミクさん版、普通の「ドナドナ」と思ったのですが…この展開とは思いませんでした。 でも原曲のイメージを壊さずトッテモ良く出来てますよ。それに売られて行くのは子牛だけではありませんから。
吉牛を食べる時には、この曲を思い出してあげて下さいね。
NHK合唱コンクール、本ブログでも何度かテーマにした事があり、堕落し続けるNHKで数少なくなった…まともな企画と認識してたのに…品質を落としてでも人気集めに走り出してしまったようです。
少なくとも課題曲は音楽的に優れた方々で紹介されるべきなのに…これ↓は無いでしょう。
絶句です。
暑さ寒さも彼岸まで…なんて言います。上手くした言葉です。皆様如何お過ごしでしょうか。
テレビドラマって殆んど見ないのですが何故か「純と愛」はタイミングが合えば見ています。私を知っている人なら成程って思われるかも…あと「さくら」も見ていました。
朝ドラの視聴率低迷に苦しむNHKは「純と愛」に禁手を使いました(いつもの事ながら手口が汚い)。
NHKは…この禁手を最終週に…どう落とすつもりでしょうか?
『ともしび』の言葉からロシア民謡を連想します。この曲お気に入りなんですよ。
ロシア民謡と言えば、トロイカや赤いサラファン.黒い瞳なんてのもあって独特の雰囲気を出してます。ロシア帝国の遺産なのでしょうね。
これらの曲テトリスの音楽に通じる所があって面白いです。
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今月もあと3日を残すのみとなりました。月日の経つのは早いものです。
こんな調子で年末がスグやって来るんですね。
ラフマニノフの2番、車の中でラジオで拝聴しました。
運転しながら「ピアノ奏者は随分お若いなぁ」と呟くと助手席の人が「なんで解るの?」ってね。
なんか回答がめんどくさくって「うん、若いオーラが出てるもん」で終わらせてしまいました。気を悪くさせちゃったかな?ごめんね。
昨日の夜よりPCの使えない所にいて時間を持て余してます。動きがとれないお休みって嫌ですね。
そんな訳でメールによる掲載です。
なんだか、今日から気温が下がってきました。もう半袖では厳しい季節です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
『小さい秋みつけた』の童謡、9月に紹介される事が多いのですが、あの歌詞から10月後半をイメージしてしまいます。モズって、チチチチチ…ってなくんでしたっけ、9月に聞きませんよね。
PS.PCからの追記:メールによる掲載、少々無理がありますね。後からのメンテナンスは必須です。