アニメって実際にありえない事が出来て見ている人がスカッとする現実逃避だなぁ~とよく思う。これはこれで否定しない。こんな娯楽があっても良いと思う。勿論これはアニメに限った話ではない…テレビドラマや映画や、ともすれば歌謡曲にだってこの傾向を見る事ができる。
ハルチカ…3話まで録画で拝見しましたが………これは娯楽領域にすら達していない。駄作だ。
本日のタイトルを「響けユーフォニアム」VS「ハルチカ」と一旦書いたが…番組の完成度が雲泥の差で比較の対象ではない。VSなんて言葉は不適切すぎるので書き直した。
「響けユーフォニアム」は娯楽アニメと言うよりもアノ世界の現実が描かれている。吹部経験者は見ていて辛い…私も記憶のかなたにあった事実を幾つも思い出してしまった。また「響けユーフォ…」は部員全員が主人公であり皆の心が画面の中に何気に描かれている。1回見ただけでは読み取れないほど繊細に、そして…部員全員の成長が壮絶な技法で描かれる。演奏風景が正確だけではなく心の描写が正確である…極めて完成度が高いアニメだ。
「ハルチカ」には…これが全くない。角川書店さん…甘いぜ、考えが足らないぜ。ストーリーがダサイぜ。