カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの神様】 ~ 三大神 ~

2006年04月13日 21時58分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
インドには八百万の神様がいるが、
その中でもヒンドゥー教には、
三大神という神様がいらっしゃる。

宇宙の創造を司るのが、写真左側のブラフマー神。
維持を任されるのが、写真中央のヴィシュヌ神、
破壊を担うのが、写真右側のシヴァ神と言われている。

この三神は究極的には同じ物で、
三神一体(トリムールティ)と言われている。

          

ひとつの宇宙が終わり、新たな宇宙が始まろうとしていた時、
ヴィシュヌ神が大海に漂っていた。
そのすぐ近くに光と共にブラフマー神が現れた。

ブラフマー神は自分より前にヴィシュヌ神がいた事に驚いた。
二人とも自分こそが宇宙の創造者であると譲らなかった。

その時、閃光と共に天にそびえる巨大なリンガが現れたので、
二人はこの果てを見極めた者こそが宇宙の創造者だと決めた。

ブラフマー神は白鳥に変身して空高く舞い上がった。
ヴィシュヌ神は猪に変身して海に潜った。
しかしこのリンガは、天にも海にも果てしなく伸びており、
見極める事が出来なかった。

すると大火炎と共にリンガの中からシヴァ神が現れ、こう言った。
「ブラフマーは私の右腰から、ヴィシュヌは左腰から生まれた。
 大昔には一体であったものが三つに分かれたのである。」

これはシヴァ派の「リンガ・プラーナ」と言う神話である。

逆にヴィシュヌ派の神話では、話が逆になる。

ブラフマーはヴィシュヌのへそから伸びた蓮の花から生まれ、
シヴァは額から生まれた事になっている。

と言うわけで現代は、二大神への信仰が主流となっている。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Unknown (ドジのろまの独り言)
2006-04-14 16:44:01
おひさしぶりです!

リンガムは石のことですか?

返信する
リンガ(ム)とは・・。 (サントーシー)
2006-04-14 20:21:04
詳しくはシヴァ神のところで書く予定ですが、

「石のことではありません。」

とだけ言っておきましょう。

(出し惜しみです・・・。)

ではまた。
返信する
ブログの対象年齢は? (sachiko)
2006-04-14 22:12:33
↑リンガの説明がどうなるかハラハラドキドキです。
返信する
・・・・・。 (サントーシー)
2006-04-14 22:26:52
 今まで、出来るだけ触れないようにしてきたのですが、

ついに恐れいてた時が迫ってきたようです。



 ついでにヨーニも説明しようと思ってます。



・・・・  ですかね・・・。
返信する

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