カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの神様】 ~ シヴァ神 ~ その②

2006年04月19日 22時41分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
    (でも・・堅い話なんだけれど・・・。) 

シヴァ神はその姿ではなく、シンボル(象徴)として表される事も多い。
ヒンドゥー教のシヴァ寺院に行くと、必ず「リンガ」が祀られている。

「リンガ」とは、男性器の事である。

         

写真はインドの最南端の岬、
聖地カニャークマリの海岸にあった「リンガ」。
寺院以外でも結構そこらじゅうに祀られている。

これがその辺にあったからと言って、
みんな恥ずかしがるわけでもなく自然にふるまっている。
私も最初は  と思ったけれど、
だんだんナンとも思わなくなった。
今では風景の一つとして、全然気にしていない。

とは言っても寺院に行って、
「リンガ」や「ミトゥナ像」(男女交合)の写真ばかり撮っていて、
エロい日本人と思われるのもイヤなので、あまり撮っていない。

「リンガ」はこの写真の様に単独の場合もあるし、
「ヨーニ」(女性器)と言う台座を貫く形で合体している物もある。

つまりヒンドゥー教寺院は子宮であり、
神々の合体により万物を生み出す聖なる空間と言う事だ。

インドではヒンドゥー教が成立する以前から、
子孫繁栄や豊作への願いとして崇拝していたと考えられているが、
これはインドだけでなく全世界共通のものであったと思う。

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの寺院】 ~ リンガラージ・テンプル ~(ブバネーシュワル)
【インドの神様】 ~ シヴァ神 ~ その①

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【インドの神様】 ~ シヴァ... | トップ | ナスカ展 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子孫繁栄 (sachiko)
2006-04-20 10:03:08
堅い内容ですし、今時なら中学生以上で充分大丈夫そうですね。

ヨーニと合体したリンガに牛乳をかけて供えたりとか子孫繁栄の儀式の詳細も気になります。
返信する
ナマナマしいですね。 (サントーシー)
2006-04-20 22:00:20
牛乳をかけてる図は、そのものですよね。

まぁ宗教的儀式ですので、

異教徒がとやかく言うことではないですけれど。

儀式の詳細については知らないのですが、

何かもっとご存知でしたら、教えていただきたいです。
返信する

コメントを投稿

神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT 」カテゴリの最新記事