カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

バンコクのスィク寺院

2006年03月16日 21時56分59秒 | タイ / THAILAND
バンコクの中心にあるホァランポーン駅から、
チャイナタウンに向かって行くと、
ヤワラー地区の先にパフラット市場と言うインド人街がある。

一応、インド人街とは言われているのだが、
シンガポールやクアラルンプールのインド人街とは違う。

 インド人がそれほど大勢・・・・いない・・・。
市場の売り子にはインド人がいることはいるのだが、
タイ人の方が多いように見えた。

 インドグッズが・・・あふれていない・・・。
布地や洋服を売る店が多いのだが、
インドのバザールで売っている様な、
さもいかがわしい感じのする物はない。

 インドの匂いが・・・・全くしない・・・。
スパイスとお香と物が腐敗した匂いが混ざり合った、
あの私を恍惚とさせるインドの匂いがしない。

 そして、そこにはヒンドゥー教寺院はなく、
写真のスィク教の寺院がある。

          

市場の中に埋もれた様に建っている。
迷うように市場の細道を野生のカンを頼りに進むと、
突然に現れたのは、スリ・グル・シン・サバ寺院。

入口を入るとまず、靴を預ける場所がある。
ヒンドゥー教寺院と違うのは、預かり賃が無料な事だ。
ちなみに異教徒も入れるし入場料も無料。
スィク教は全ての人類に対して差別なく、扉を開いている。

そしてオレンジ色のバンダナを貸してくれる。
スィク教徒は頭にターバンを巻いている。
髪の毛は隠さなければならないのだ。
(それから煙草や革製品は持ち込み禁止。)

英語で書かれたグルやスイク教についての、
パンフレットを3枚もくれた。(読めないけど。)太っ腹である。

インド人の後に従い、エレバーターで2階へ行くと、
ガランとした部屋の中央に5m四方くらいの
黄金や花に飾られた物があった。
その周りをインド人の後について回った。

実はインドでもスィク教の寺院に行った事がなかった。
寺院の真ん中には「グル・グランド・サーヒブ」と言う、
聖典が収められているらしいから、
たぶんそれだったのだろうと想像した。

ゴミゴミとした市場の中では、写真を撮るのも困難だったので、
大通りから寺院のてっぺんの黄金の玉ねぎをパチリ。

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