坂間 叶夢(ワールド) 堀川 龍(三迫)
7勝(6KO) 3勝(1KO)1敗2分
ユースタイトルは24歳以下のA級ライセンス保持者によって、
8ラウンドで争われるタイトル。坂間選手は20歳で2022年度の
全日本新人王。対する堀川選手は23歳で18年のインターハイ・
チャンピオンで、ユースタイトル3度目の挑戦。
写真右側:赤色のグローブが坂間選手。
写真左側:青色のグローブが堀川選手。
1ラウンド:ジャブの差し合いから前に出る坂間選手。
堀川選手がワンツー、しかし坂間選手の距離。坂間選手が
左ジャブで追って行く。
(坂間選手:10-9:堀川選手)
2ラウンド:お互いにジャブから探りを入れるが坂間選手が
前に出る。堀川選手はパンチを大きく振るが、坂間選手は
良く見て左ジャブを刺し込む。堀川選手は届かない。
(坂間選手:10-9:堀川選手)
3ラウンド:坂間選手が左ジャブを当てると堀川選手が前進するが、
坂間選手が足を使って回る。堀川選手のワンツーで距離が詰まるが、
坂間選手が左ジャブから左フック。
(坂間選手:10-9:堀川選手)
4ラウンド:坂間選手が前進しロープに詰めて左ボディアッパー、
左フックから右ストレート。堀川選手も手を出すが当たらない。
坂間選手のボディが効果的。
(坂間選手:10-9:堀川選手)
5ラウンド:堀川選手が細かく手を出すが、プレッシャーで下がる。
坂間選手の前進が止まらない。右ストレートからロープに詰めて、
左右のアッパーと的確に当てる。
(坂間選手:10-9:堀川選手)
6ラウンド:堀川選手が前に出るが、入り鼻に坂間選手の左アッパーで
上手くかわして下から上へ。堀川選手のパンチは届かない。
(坂間選手:10-9:堀川選手)
7ラウンド:堀川選手が前に出て打合い。坂間選手が細かいパンチと
硬いガードで当てさせない。
(坂間選手:10-9:堀川選手)
8ラウンド:坂間選手が左ジャブを細かく突く。堀川選手がワンツー、
しかし坂間選手がアッパーで止める。右ストレートから左フック、
右ストレートと当てるとレフェリーが試合をストップした。
2分40秒、坂間選手がTKOでユースチャンピオンになった。
坂間選手が終始攻勢で最終ラウンドの残り30秒で決めた。