沖縄と言えば「ハブ」である。
体長100~220cmほどで毒がある。
沖縄の他に奄美大島にも生息しているので、
友人Hに聞いたハブにまつわる話を各所にちりばめておく。
入らなかったけどハブ・ミュージアム・パークがある。
1,000円で大きなニシキヘビを首に巻いて写真が撮れるが、
蛇を直接首に巻くのは・・・・気持ち悪い。ぬめってしてそう。
友人Hに聞いたところ、ハブハンターのような、
ハブを捕まえる仕事の人はいない。タクシーの運転手とかが、
たまたま出くわしたハブを捕まえてハブセンターに持って行くと、
大きいハブで1万円、小さいハブで5千円で買ってくれたらしい。
これで捕るらしい。
いたるところでハブ酒を売っていた。
こんな風に焼酎や泡盛に漬け込む。
ストレート、オンザロックス、水割り、お湯割りで飲むらしい。
昔、我が家でもマムシを漬けてマムシ酒を造っていたが、
打ち身や捻挫なども箇所に塗っており、飲んではいなかった。
かなり臭いので、塗ればすぐわかる。
で、何と言っても名物は「ハブVSマングースの戦い」である。
が! 動物虐待になるそうで今では行われていない。
「ハブVSマングースの戦い」のない蛇センターに存在価値はない、
のであるが、なんとしてもお客を呼ぶために考えられたのが、
「ハブVSマングースの水泳大会」である。
出場するのはこのハブ君。
そしてこのマングース君。
上下2本の水路に別々に入れられスタートし、
ゴールまで先に泳ぎ着いた方が勝ちである。
なんともマヌケな競争である。
結果は予想通り、ハブ君の圧勝であった。
さて友人Hに聞いたところではマングースは雑食であり、
ハブが大好物と言うわけではないのだと。
だから、好き好んでハブを追いかけまわして食べようとはしない。
そこに芋があれば芋を食べるので、ハブ退治のために、
奄美大島に連れてこられたのだけれど、
ハブ退治をせずに農作物を荒らしてしまったとさ。
だから「ハブVSマングースの戦い」の為に檻に入れなければ、
あえてハブを襲う事はないのだそうだ。
やっぱり動物虐待だったのかなぁ?
あとハブは熱に向かって攻撃してくるので、
火を燃やしていると飛び込んでくるとの事。
飛んで火にいる夏の虫ならぬハブである。