2019年の作品、タイトルは「仕事」。
カルキ・ケクラン主演、強迫性障害のフランス人の主人公が、
現実と回想(妄想?)の区別がつかずに苦しんでいる様を
描いた作品であるが、良く解らない。
<ストーリー>
何かにとりつかれたようにトイレで手を洗っている女性(カルキ・
ケクラン)。オフィスの自席に戻ってPCに向かうが、再び
トイレに行って手を洗う・・・繰り返している。
上司の席に行き話を聞いているが、上司はいない。
朝、アラームで目を覚ましゆで卵を作る。(実はいない)猫に
ミルクを与え、シャツにアイロンをかけ化粧をする。
母親に薬を与え家を出る。カフェでドリンクを買い、
車を運転して事故に遭うが・・・・回想のようだ。
トイレで手を洗うが・・・手に付いた血が落ちない。
上司に叱責され、誰もいないオフィスで一人で仕事をしている。
PCのキーボードを打つ手には針が刺さって血が出ている。
良く解らなかった。登場人物は一人で、後は声だけである。
カル自身はずっと無言で演じ続けている。