カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ベジタブル・ウォッシュ。

2011年04月09日 18時27分59秒 | インド / INDIA
 撤回にはなったが、
インドが日本からの食料品の輸入を全面禁止した。
と言うニュースは衝撃的だった。

全世界のトップを切っての措置にも驚いた・・・・
さぞかし日本から大量に輸入してるんだろう。
 さっそく調べたところ、インドの輸入額は年間1億円。
インドの食料品の総輸入額の1%にも満たないのだ。
日本食材を使用しているのは、在インド日本人くらいなものだろう。

その上、ろくに調査も検査もしないで全面的に禁止とは、
インドもやる事が酷いね。と思ったのは私だけではないだろう。
恐らく在インド邦人の大多数がそう思ったであろう。

 もしかすると・・・検査をするインド人が信用できない・・・
インド人はいい加減だし、人によって基準が一定ではない・・・ 
だから全面的に・・・と言うのかもしれないが。(爆)

はっ と思ったのが、
放射能より身近で恐ろしい残留農薬の問題である。
これに比べて放射能汚染がどれだけの物か?

 昨年の10月31日の新聞記事が上記だ。

食品安全性セミナー〈3〉
残留農薬
クリエーター情報なし
中央法規出版


 上記の記事によると・・・・
インドのマーケットで売られている野菜から
ヨーロッパの基準の750倍もの残留農薬が検出されたそうだ。

 検出された農薬は以下の通りである。

 ホウレンソウとニガウリからは、
日本では使用が禁止されているクロルデンが使用されている。
この農薬は、貧血や白血病、乳幼児の癌などを引き起こす。
 
同じく日本では1972年に禁止になったヘプタクロル、
肝臓の病気や不妊を引き起こす作用がある。
先進国では使用禁止になっているエンドリン、
腹痛、吐き気、下痢を引き起こす…エチルパラチオン。

カリフラワーからマラチオンが3000ppb。
トマトには、日本で1971年に使用禁止になった、
懐かしのDDTが3500ppb。

私の大好物であるビンディ・マサラのオクラからは、
許容残留量5ppbのキャプタンが15000ppb検出された。

 日本の放射能の事を言うんだったら、
先に自国の問題を何とかしてもらいたいものだ。

 禁止措置が間違いだった(信じないけどね。)・・と
撤回されなかったとしたら、
もっと過激に宣戦布告したところである。
(今日のところは、これ位にしておくが。)


       
 そこで農薬を落とす効果があると言う謳い文句の
「ベジタブル・フルーツ・ウォッシュ」を購入する事にした。

 事前に同僚のインド人に聞き込みしたところ、
インド人は気にしてないのか、あまり知られてはいなかった。

農薬が落ちても化学薬品が残る可能性があるので、
使用は見合わせていると言う声もあったが、
信じるかどうかは別にして(笑)天然成分100%らしい。

 首都デリー市内の外国人やインド人裕福層が住むエリアのマーケットで、
探したのだがなかなか見つからなかった。
ようやく我が家の隣の田園調布地区で発見し購入。
約1か月分、400mlで198Rs(約400円)。


           
若干黄色くドロリとした液体を、
500mlの水に15mlを薄め、
て野菜や果物を約1~2分浸して軽く洗う。

使用した感じは・・・良く解らない。
だって、目に見えて変化が現れるわけではないし、
味が変わるわけでもない。

この商品の詳細を知りたい方はこちら。
         
http://www.vegfruwash.com/index.php

自分の身は自分で守らなければ・・・・。
特にインドでは・・・。

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コメント (4)
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