カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

オープン・スコアリング・システム

2006年11月12日 21時07分59秒 | スポーツ / SPORTS
 WBCは年次総会で、
オープン・スコアリング・システムの試験的導入を決定した。
これは4ラウンドと8ラウンドの終了後に、
3人のジャッジの採点を公表すると言うものだ。

そして明日行われる世界タイトルマッチ2試合で
テストではあるが採用される事になった。

ちょっと前に日本中が騒然となった例の試合のように、
(・・・K選手が王座を獲得した・・・。)
不可解な採点は存在する。
その採点にボクシングファンでなくても
激怒()した人もいただろう。

もっともその試合はWBAだったのだけれど・・。
WBAも12月20日の試合で、試してみればいいのになぁ。

             

<<ボクシングの世界採点基準>>

世界戦は12ラウンドで行われる。
1ラウンドごとに優勢な方を10点とし、
劣勢な方を減点する。(10POINT MUST SISTEM)
僅差であっても各ラウンドなるべく優劣を付ける。(ROUND MUST) 

 採点基準 

 下記、1の基準を最重視し、
 ここで差がつかないときは2の基準で優劣を判断。
 2で差がつかないときは3→4という形で優劣をつける。
 (※1~4のいずれの基準でも差がある場合10対9とする)

 1.有効なクリーンヒット
   相手の急所に有効なパンチをヒットさせ、
   よりダメージを与えた方を優勢とする。

 2.アグレッシブ(攻勢)
   より攻撃的である方を優勢とする。
   ただし単なる突進は攻勢とは認められない。

 3.ディフェンス(防御)
   相手の攻撃を無効にする防御に長ける方を優勢とする。
   ただし攻撃と結びつかない単なる防御は評価しない。

 4.リングジェネラルシップ(主導権支配)
   巧みな試合運びによって主導権を支配している方を優勢とする。


 その他 

 ・ノックダウン、またはそれに近い状態で優勢な場合は10対8とする。
 ・2度のノックダウンや一方がグロッキーでノックアウト寸前の
  圧倒的優勢の場合は10対7とする

 実情・問題点 

 ・有効なクリーンヒット等で優劣が明かなラウンドと、
  僅差で微妙なラウンドとが
  どちらも10対9となるため試合全体の印象とは
  異なる結果がもたらされることもある。

  現在の採点システムが試合全体の印象を
  正確に反映できるシステムではないのかも?
  ダウンが野球で言うホームランではなく
  2塁打程度の差にしかならないのも問題かもしれない。

          

明日の試合に挑むチャンピオン、
イーグル京和選手は歓迎、長谷川穂積選手は複雑のよう。

私も明日は仕事を定時で終えて、
日本武道館へ駆けつける。
席は2階席だから、豆粒位にしか観えないとは思うが、
採点しながら観るつもりである。

  最近、「男らしい人。」と評判がいい()らしい。
  ボクシングネタが多いからだと思うが、
  今月は観戦があと3回ある。
  もっと男らしさに磨きをかけねば・・・
  と思うこの頃である。
コメント
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