すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

浦沢直樹×手塚治虫「PLUTO (3)」

2006-05-07 09:02:53 | 書評
「Happy!」ドラマ化ね。…………あっ、もうやってるんだ………………


最近、マンガばっか読んでいるな…………。

それは、さておき。

さっき、ゲートですれ違った人……
人間かロボットかわからなかった。
浦沢直樹×手塚治虫「PLUTO (3)」19頁 ビッグコミックス

アトムやウランなどのロボットが「人以上の人」として描かれ、一方で、PLUTOの生みの親である「人以下の人」が登場。

そして、「人以上の人」になれる可能性を秘めているロボットを、単純に「理想」として位置づけるのではなく、「ブラウ1589」というプログラミング外の行為(人を殺害するロボット)をする危険なものをも準備することで、物語にさらなる奥行きを持たせるのは、さすが浦沢直樹と言ったところ。

次巻が気にかかります。


前巻の感想。
浦沢直樹×手塚治虫「PLUTO (2)」「MONSTER」が映画化だそうですが、複雑な背景を持ったヨハンを二時間で描けるのか? 単なる知的なサイコパスにならなければいいんだが……


PLUTO 3―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (3)

小学館

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