西村真吾さん、お元気ですか~?
あんまり期待しないで手にした読売新聞中国取材団「膨張中国」ですが、これがすこぶる面白かったです。
新聞での連載をまとめただけあって、文章の流れが小気味良く、中国の抱えている問題が外交、経済、農村、米国、報道等々、分野ごとにサクサクと読めます。
「読売新聞」というだけあって、もちろん論調は「反中国」………と言うよりは「反共産党」です。
でも、ヒステリックに否定するのではなく、一党独裁でありながら、資本主義を接木した中国の歪みが、冷静に指摘されております。
中国人が読むと「そんなことはない! 中国の未来はバラ色だ!!」と言うかもしれませんが、日本人からすると、納得できる内容となっています。
こういう本はタイムリーに読むから面白いので、読むなら今年中がよろしいと思います。
あんまり期待しないで手にした読売新聞中国取材団「膨張中国」ですが、これがすこぶる面白かったです。
新聞での連載をまとめただけあって、文章の流れが小気味良く、中国の抱えている問題が外交、経済、農村、米国、報道等々、分野ごとにサクサクと読めます。
「読売新聞」というだけあって、もちろん論調は「反中国」………と言うよりは「反共産党」です。
でも、ヒステリックに否定するのではなく、一党独裁でありながら、資本主義を接木した中国の歪みが、冷静に指摘されております。
中国人が読むと「そんなことはない! 中国の未来はバラ色だ!!」と言うかもしれませんが、日本人からすると、納得できる内容となっています。
こういう本はタイムリーに読むから面白いので、読むなら今年中がよろしいと思います。
膨張中国―新ナショナリズムと歪んだ成長中央公論新社このアイテムの詳細を見る |