いつでもここから

もう戻れないおばさんぽのおぼえがき

雪女

2009-03-10 22:35:00 | 季節の移り変わり
 この冬、息子は志賀高原で働いています。
久しぶりの休みを家で過ごし、今日また 山へ戻りました。今月23日までです。
寮は奥志賀なので電車とバスを乗り継いでいくには不便なので、車で送ってあげました。

高速で信州中野で降りて、50分ぐらいでした。私の運転がうまいので、割と早く着きました。
というのも、二度目なので少しは慣れてきたのです。
湯田中温泉のあたりから雪が降っていて、路面も積雪あり。志賀高原まで行くと
気温はマイナス7度。これだから山の気候は恐いですよね。家を出るときには想像もできないようなことが、山では起こっているのです。

でも、今日はまだいいんですよ。道路は除雪してあるし、日が長くなったおかげで
6時頃降りてくるときも、まだ少し明るかったし。

前回、一月の十日頃行ったときは、遭難するかと思いました
午後四時頃だというのに、大雪で吹雪いていて視界20メートルくらいでした。しかも暗く、どこを走ってるかもわからず、ただナビのいうとおり行くしかなかったのです。マイナス9度。ワイパーは氷の棒状で役に立たず何度も止まって氷をとらなければなりませんでした。まだ除雪もされてなく30センチの積雪の中、よく行ったものです。そのときの写真がこれです。帰るとき、消防車が登ってくるのとすれ違いました。

どんなに大変だったか、すごかったか、、、主人に話しましたが、
『いくら言っても、そういうことは経験した人にしかわからないんだよな』と言われただけでした。がくっ

今日は、あのときに比べたら、ず~と楽でした。ほんとはとても景色のいいところなので、また春 夏 秋と雪のないときに行きたいと思います。

三日前に主人の運転で息子を迎えに行ったときは天気もよく、道路も除雪してあり、雪もなかったんですよ。もう志賀高原も春だね、と思ったばかりだったのに。

そういえば、一月に岩手に帰ったとき、それまで暖冬のせいか雪なんて降らなかったのに、一ノ関の駅に着いたら大雪。電車も止まってました。家の近くまでなんとか行ったけど、ちょっとした坂が上らず、とうとう車を乗り捨てましたっけ。あの時も四時間くらいで30センチもいっきに降り、母も驚いていました。

私が雪女だったんですね。
コメント
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