今朝、出かける支度をしていたら隣の部屋で寝ていた息子がむくっと起き上がった。
そうだ、朝のひと笑いを、と思って
「おはよー」と言いながら息子の顔に視線を注ぎつつ近づいて
息子に話しかけている素振りのまま
息子の枕元に置いてある「えのいち」
(夏に新江の島水族館で買ったイルカのぬいぐるみ)に向かって
「おはよーえのいち、気持ちのいい朝だね。
今日はすごくいい天気なんだよ。
ご飯も出来てるよ。
さあ、えのいち、今日も楽しく過ごそーねー。」
って人間に言うみたいに話しかけたんです。
これの何が面白いかというと
自分に言ってるはずっていう思い込みへの裏切りです。
「完全に息子の存在を無視して人形と会話するかーちゃん」
っていうコントです。
「えーーー僕じゃないんだ」
「えーーーそこ!?」・・・って苦笑いを誘うのが目的。
息子がどんなリアクションを見せてくれるのかも楽しみ。
そしたら息子も始めたの。
「おはよー鳥たち。
おはよークアドリラ(スイス製の積み木!)
おはよーキュボロ(これもスイス製の積み木!)
おはよープラレールパーツの入った1番の箱~。
※うちは整理整頓のため、収納箱に番号がふってある。
おはよーみんなーーー!」
もう完全に私を無視して、
東京ドームで、アリーナ席へ呼びかけるアイドルのような笑顔で
積み木()たちに手を振るという大技(暴挙ですよ)に出たのです。
面白い!
親バカですみませんが、これが面白かった!
目についたモノに挨拶するなんて!
しかも爽やかに!
これ今度パクろうっと。
夫に怪訝な顔をされました。
ハッと我に返り「いや、だからさー、ひとりごと」とシドロモドロ言い返す私。
さらに挙動不審だったようです。
夫がなんとなく生温かい視線を投げかけているようで、気まずいなう。
人様が自分のせいで気まずくなるという快感。
私のせいで誰かがあたふたするなんてたまりません!
夫さまは間違いなく怪訝だしmakotoさんに生温かい視線を投げかけていますよ!
うふ、恥ずかしいでしょう~
でもね、この気まずいシチュエーションは慣れるとクセになりますよ。
mkotoさん、クセになると思うわ。
これは予言です。
おはよう、メリー!
おはよう、エリザベス!
おはよう、シロイルカくん!
好きな役者におひねり投げる的に
コメントしてたんですよ。
返事しなくてもいいんですよ。
でもwさんからもお叱りをうけましたし、
なるべくしずかに読むようにいたします。
私、もしかしたらことわざ間違えて使ったかも。
もしも失礼な意味になってたらちがうからね。
嬉しくなっちゃうじゃないの。
いっそ、からみにくさに磨きをかけましょう。
その道を迷わず行けよ、と猪木も言ってる。
つまらないものでも無いよりはましって意味だって。
一緒にがんばろう、日本語。