金沢の後は、JR北陸本線の特急サンダーバードで福井県に向かった。
実はこの沿線にはバスでちょっと入ったところに県境上に建つ建物がある。
途中下車してそれを見に行くのを行程に組み込んでいた。
建物の名前は「越前加賀県境の館」、まだ新しい見所です。
石川県の加賀温泉駅と福井県の芦原温泉駅、どっちで降りよう?ってことになり
ちょっと高くつくけれど芦原(あわら)温泉からタクシーで向かうことにしました。
バスがあまり出ていないのです。
タクシーからの美しい眺めを楽しみながら
国道305号をちょっと入ると
「吉崎蓮如上人記念館」(←こっちの方が有名らしい)の隣に目指す施設はありました。
それから ここは「ちはやふる」の聖地でもあります。
だからこんな贅沢なのぼりが!
思い入れが強かったので
目の前に県境の館が現れ、その地に降り立った時は興奮しました!
で、わたし、さっき気づいたのですが
ずっとビデオをまわしていたので肝心の建物の写真が1枚もなかった!
ダメね~ダメダメ・・・・・。
一方で、大好きなスタンプの写真なんかはあるんだから呆れちゃう。
すみません、スタンプが大好きなもんで
左側の福井県は青いインク、
右側の石川県は緑のインク、
もぉ~ 洒落てる~
こんな風に、建物の周囲には県境の表示が数か所ありました。
もちろん住所も2つです。
小さな施設だったけど、息子は周辺の田舎道を歩いて回っていました。
たぶん地図を見ながら県境に沿って歩いてみたかったのでしょう。
目の前に広がる北潟湖がステキだったな。
水辺のマコモ(葦かも)の根元にカニがいっぱい遊んでた。
もっと涼しくて時間もあったら
北潟湖と大聖寺川が合流して海にそそぐところまで見に行きたかったな~
それは次回のお楽しみ、だな。
施設内には
、
県境付近のジオラマとか
この土地の歴史を紹介するパネルとか
歴史や観光を紹介する映像モニターとか
お面とか
土地にまつわる伝承を紹介するパネルなんかがありました。
あと、ハサミが赤いカニがいるとか
火災の時に大事な聖典を守るため自らのお腹を掻っ切ってその中に入れて焼失を逃れたお坊さんがいた話とか。
このエピソードにはさすがにみんなで青ざめました。
たしか「鹿島の森」って言うんだけど(違うかも)、
そこにも神様の伝説があるんだよ。
歩くには時間が足りなくて断念したの。
見た感じはちょっと雄島に似てるかな。
県境の館は興味のない人は10分くらいで帰っちゃうみたいだけど
私達は1時間弱居たよ。