Oさんが娘さんに同行したスクーリングの最中ずっと悩んでいたのは
自らのハンドルネーム問題。(ああOさん、平和な悩みだね・・・・)
「O(オー)」のままでもいいんだけど、
もうちょっと色気のあるヤツでもいいんじゃないかということで、
何か気の利いたネームはないものかと考えていたのだ。
息子が所属するホームエデュケーションの団体内のSNSでは親専用のページがあり
そこでのやり取りにはハンドルネームを使う。
なので実際に会う場面でも、本名ではなくハンドルネームを使うことが多いのだ。
ハンドルネームは絶対に必要なのだ。
入会後3ケ月たったので、ちょうどSNSデビューの頃合いのOさんなのだ。
初日から色々と面白がって
みんなで「あれがいいこれがいい」と無責任なことをいってネタにして
でもなかなかしっくりするものが出てこない。
ちっとも決まらないので
「山田でいいよ」(山田さん、ごめんなさい)
「田中でいいよ」(田中さん、ごめんなさい)
とみんなの関心も薄れていく。
結局、人の意見はダメだ、自分で納得いくものじゃないと後悔する、と
Oさんはもう少し時間をかけて考えることにする宣言をしました。
それがいい、それがいい。
で、ハンドルネーム問題を誰もが忘れかけていたスクーリング最終日
札幌自由行動の円山公園から帰る地下鉄のホームでOさんは爆弾発表をしたのです。
「高木ブー子にしようと思うんだけど、どうだろう」
「
それだよ
Oさん、それだよ」
私はここしばらく感じたことのなかったような激しい感動を覚えました。
なんというハンドルネーム。
その手があったか。
Oさんにぴったりのハンドルネームだ
よくぞみつけた
ちょっと呼びにくいけど、最高にいいよ。
「そしたら私も改名する。荒井注がらみにする。」
興奮が、私に宣言させていた。
でも昨日Oさんからメールが届いたんですよ。
「娘が 『お母さん、やめて・・・・』って言うのでやめます。」
だよね。