路線図が好きで地図が好きで
道路や標識も好きなので、
そこからロングハイクや街歩きをするようになった息子は、
目的地に向かう電車が事故や故障で止まっても
違う路線の最寄り駅まで歩き、そこから行けるところまで乗り継いで行って
目的地の駅じゃないところで下車しても
歩いたり走ったりして、約束の時間に大きく遅れる事なく到着できるようになった。
車に乗っていてもそうだ。
渋滞や通行止めがあるとすぐに別のルートを考え出してくれる。
知らない土地でも、だ。
その力がずば抜けているわけではないけど、
この先の人生ですごく自分を助ける能力に育っていると思う。
週1くらいでちょっとした距離を歩いている息子だが
昨日初めて自転車でわりと距離のあるところまで出かけた。
自分が行こうと思っている大学にも寄ってみたようだ。
自転車に乗れたら行動範囲がより広がるね。
移動手段以上の楽しいツールに育つかな？
それともそれほどハマらならないかな？
昨年の12月末でアルバイトを辞め、
1月に福祉施設のボランティアを探して面接を受け、
2月にボランティア保険に加入して週1回の施設訪問をスタートした息子が
今日のボランティアから柔らかい表情で戻って来た。
「施設に着いたら、入居者の方が早く将棋をしようと待っていてくれたんだ」
募集内容が庭掃除や草取り、洗濯や食事の後片付けなどスタッフの業務サポート的なものと、
散歩の同行やレクや話し相手になるといった入居者の方々との交流だったので
ゆっくりペースで察しの鈍い息子に務まるだろうかと思う反面
そのゆっくりさと鈍さが逆に生きてくる場面もあるんじゃないか（あるといいな、が、あるといいな
）
足りないところは学んでいけばいいのだと思っていたところなので
息子の来所を待っていてくれる人がいるなんて、ありがたくて涙が出る。
「入居者の人たちと話し合って、何をするか決めてね」とスタッフから言われるそうで、
どんな風に話を進めればいいのか息子なりに悩んだり考えたりしているようだ。
息子にとっては新鮮な悩みだ。
でも、今通っている卓球サークルの仲間とそんなに変わらない年齢の方たちとの交流は
息子にとっては案外ホームじゃないかな、と思う。
もしかしたらすっごく可愛がられてたりして。
今年の4月に始まった息子のアルバイト、
8ｹ月がたちました。
仕事内容は全くの苦手分野だったけど、自分からは辞めなかった。
お店の方にはきっと迷惑かけたり
使えないなぁ～と呆れられる場面も多々あったに違いありませんが
よくここまで雇って下さいました。
11月末の進路指導で、アルバイトは12月いっぱいで卒業し
進学、ひいては就労へ向けて次のステップへ進むよう指導がありました。
息子は1年は続けると言っていたけど、
次のやるべきことへの移行を考えて年内で区切りをつけることになりました。
「お店からクビって言われても、君の場合は簡単に辞めちゃだめだ」
と常々言われていました。
その通りに頑張った息子なのでした。
その結果多くのことを学んだし、それが生活に生きています。
私に似れば、特に要領の良さが似れば、もう少しラクだったのにねー。
でもこれからの歩みの中でさらに沢山の経験をしていって
きっときっとあなたは信頼される人になるでしょう。
そのためにも、勇気を出して、また新しいチャレンジに向かいましょう！
応援してるよ。
尼崎では新しい出会いがたくさんあって
これからホームエデュケーションをスタートする小さな人たちにも会いました。
頑張っていきましょう～
日帰りじゃもったいないから泊まることにして、
神戸の元町に出て
ポートタワーまで歩いて
音楽の噴水見たりしながらぷらぷら歩いて
南京町でラーメン立ち食いして、
桃まんと豚まん立ち食いして、
ホテルの部屋で「ちびまる子ちゃん」3冊読んで（ホテルにあった）、
息子と
「とても素敵な1日だった」
って話しながら大満足で眠りについた土曜日。
翌日は
宝塚に住む友人のフミオと駅前で待ち合わせをして
元町から三ノ宮まで商店街を歩いてバスターミナルまで行って
高速バスで有馬温泉に行きました。
おしゃべりしながら坂道や階段道を登ったり下りたりするのが
なんかもうたまらなく非日常でウキウキしちゃうわけですねー。
洒落たお店に寄ったり
源泉を覗いたり。
そうだ、「世界一美味しいコーラ」ってのを飲みましたよ。
それから有馬温泉、銀の湯に立ち寄りました。
ひっじょーに気持ち良かった～
いいお湯でした、有馬は。
ホントは温泉から出たくなかったけど、
欲張ってしつこく長湯すると湯あたりするから
ほどほどのところで出たんです。
お昼にお蕎麦を食べて
デザートにフミオが熱々の温泉まんじゅうを買ってくれて
「あちっ！あちっ！」って食べながら
（桃太郎からきび団子を貰った雉や猿はこんな気分だったのだろう）
と思いました。
ホームエデュケーションを絡めた息子との2人旅、今回も旅の仲間がいてくれて
なにもかも最高の週末だったなぁ。
（息子は私に連れ回されて疲れただろうけど！）
昨日、洗濯物を取り込んで山積みにしたまま寝てしまったので
今朝は洗濯物を干すのと、昨日のを畳むのと手分けをすることにした。
どっちがいい？と息子に聞くと
「畳む方」
というので私が干すことになった。
「ハンガーを4つ持って来てー」
と息子に頼むと
「いつもの場所には見当たらないよ」
と言う。
ああ、ハンガーのまま取り込んだからまだ洗濯物についてるんだわ。
「昨日の洗濯物だ」
と言っても動こうとしない。
「昨日の洗濯物と一緒に取り込んだままなんだよ」
と言っても動かない。
「ハンガーは昨日の洗濯物の山の中にあるから、服から外して持って来て」
と言い直したら伝わった。
こういうちょっとしたことがなかなか自動的に伝わらない。
アルバイト、大変だろうなぁ。
