オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

御同輩…?

2008年03月04日 00時29分39秒 | 過去ログ
今朝、乗ろうと思ってた電車を逃して(つまりは遅れたわけね)、まあでもすぐ次のが来るしってんで、のんびりホームに立ってたわけです。
おいらのすぐ後に、一人のオヤジがいらっしゃいまして、ああ、いつものオヤジだなと思ったんです。

…この、いつものオヤジて人はね、8時28分の電車で行く時はいつも同じになる人で、しかもおいらと同じドアから乗り込むんですね。そんでもって終着駅(=乗り換え駅)で降りるんですが、ちゃんと降りる時に開くドアの傍を死守するんですよ、二人とも(笑)。ええ、ですから「御同輩」(笑)。
いやまあ、そんでもおいらは、途中の駅から乗ってくる全盲と思しき青年(彼がまた、いやに愛想が良い、ていうか寧ろ馴れ馴れしい)に場所を譲ったりもしますが、このオヤジはね、それこそ梃子でも動きゃしませんよ。
一度、このオヤジのすぐ傍に立ってた学生らしい彼が聞いてた音楽が、どうやら音漏れしてたらしいんですが(おいらも音楽聴いてたから、人の音漏れは聞こえない)このオヤジったらね、面と向かって言うんですよ。
「ちょっと兄ちゃん、すまんな、音小さ(く)してくれるか!」
んまーそのトーンがですね、朝の不機嫌さ爆発!みたいな超ローテンション。音楽越しに聞いてるおいらも、肝が冷えました。
いや、別に他人に文句言う時に媚売れ、とは言いません。しかも音漏れに対してちゃんと異議を唱える、なんてのは、なかなかできそうでできません。ですからその点に関しては尊敬に値すると思ってます。思ってますよ。
でもさー、朝っぱらから、そんな人ごみの中で、周囲の温度を一気に氷点下までしゅーっと下げるような言い方しなくってもねえ。

そんな逸話のある、オヤジです。

そのオヤジがです。
ホームに立ってるおいらを見て
「今日は一本遅いんですか。」
ですよ!話しかけてきましたですよ!笑顔で!あらま吃驚。
あんまり吃驚して、おいらも笑顔でしゃべりましたとも。
「いつも、お見かけする方ですよね。」
これがアータ、人が人なら恋の一つも始まろうってシチュエーションですがな!いやん、春だわーんw
でもね、おいらオヤジには興味ないんスよ(大爆笑)。

でも。
なんだ、結構人懐こいオヤジじゃん。
とか思いました。
仏頂面のやなオヤジだとずーっと思ってたけど、案外かわいいとこあるんじゃん。
とか思いました。
あはは、現金だなー、我ながら!!

…春ですね。