癒しのピンク

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たまたま立ち寄った、地元の小さなお店で。
普段着用のニットが一枚欲しいなあ、とぼんやり売り場を眺めるわたしの目に、ひときわ明るく、あたたかい色が飛び込んできました。

ソフトなローズピンクをベースに、イエローやグリーンなどが混じったメランジ（霜降り）のハイネックセーター。ごくありきたりの「ふつう」のデザインで上質素材でもないけれど、なぜだかとっても「着てみたいなあ」と思ったのです。

先月の11日に父が亡くなってまだひと月も経たないという時に、こんな甘い色ってどうなの……と思わなくもなかったけれど、たとえ実際には袖を通さなくとも、セーターの優しいピンクと柔らかな質感に何となく気持ちが癒される気がしたのでした

そう言えば以前にも、似たようなことがあったなあ……と思い返し、過去記事を探してみたらこんなのがありました。
そうそう、あったあった。長らくずーーっと地味なダークグレイばかり着ていて、ある日プツン！と何かが切れて、これまで買ったことのないような鮮やかなピンクのパーカを衝動買いしたのでした（笑）

当時とは全く状況は異なりますが、どうやら「ふさいでいる気持ちを元気づけたい」時、わたしの無意識はピンクを求めるようですね。と言っても、別に自分では「ふさいでいる」とも「元気にならなくちゃ」とも感じてなかったんですが……《色は正直》ということでしょうか

自分が今、繊細になっているということ。それをありのままに受け入れ、さりげなくケアするために《無意識が選ぶ色》は本当に良い仕事をしてくれるなあ、と改めて思いました。

「何となく気になる色」は、あなたの心のサイン。

不思議ですね。この世は色であふれているのに、ふと目に留まる「その色」が内面と共鳴しているのですねえ。わたしは仕事柄こうした「色のメッセージ」を読み取ることは得意ですが、結局のところ読み取っているのは「自分自身からのメッセージ」なんですよね。

おかげで何だか、優しい気持ちがゆっくりとハートから染み渡ってきたような感じ
ありがたいことに年明けから順調にお仕事もいただいています。皆さんと、色や数字のお話をしている時が一番元気になれます

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