カエルの上に座り始めて、10週目に入りましたケロ。

ちょうど１カ月ほど前に「毎日１時間の瞑想を続けて、５週間。」という記事を書いたのですが、あれからまだ続いておりまして。

当時「やろうかな」と書いていた「ナーダブラーマ瞑想」に切り替えて昨日で丸３週間、のべ９週間が過ぎました。で、どうしようかなーーと〈頭は〉考えていたんですが、今朝起きた時点で当たり前のように「やるつもりでいる自分」に気がついたので、素直にリクエストに従った次第です

写真の「カエルざぶとん」は中央が少し窪んでいて、座りがイイので「瞑想の友」として愛用中。一緒に写っているVeeroのブランケットは、日中は夏日でも朝晩は冷え込む山の麓では手放せず、ここ数日でようやく「お役御免」となりました。

ナーダブラーマにチェンジしてから、瞑想する時間を「朝起きてすぐ」に変えてみたら、これがわたしには非常ーーに良かった！

朝の１時間を瞑想に充てる。というのはなかなか贅沢な時間の使い方だと思いますが、もともとスロースターターで午前中グダグダ過ごしがちだったわたしにとっては、いいことずくめ。朝からシャンとするし、ゆっくり朝ごはん食べてても「わ、まだこんなに時間がある！」って感じで余裕が出来ました。

毎朝30分もハミングを体内に響かせているからか、最近は一日中なんだか全身の細胞が振動してるみたいな感覚があります。これがまた気持ち良くてねー（笑）

相変わらず、すぐに「どっかに行っちゃってる」自分に「気づいては、戻る」の繰り返しで進歩はありませんが、瞑想でもしてないといかに自分が簡単に「どっかに行っちゃう」人かってことにも気づけないと思うので、これはもう、そのことを「覚えておくため」にやってるようなもんですね。わたしの場合、単に「気が散る」ってレベルじゃなく、本当にあっっという間に「イマジネーション・ワールド」に入ってしまうんですよ。

例えるなら、たくさんのチャンネルを持つ「脳内テレビ」が常にON AIR状態で、どの番組も面白くって、しかもいつの間にか「自分自身がその番組内に取り込まれてれる」感じ。しかもそれが「わたし」ではない「誰か」に成り代わってしまっていて、その「誰か」のドラマが脳内で進行してる感覚なのです。通じるかなー？？

なので側から見てると単に「ぼーーっとしてる」ように見えても脳内はフル回転→「何もしてないのに疲れる」という不思議な現象が起きるわけです。これ、子供の時からなんですよね。

瞑想を通して「気づいては、戻る」感覚をつかめるようになると、脳内テレビからも「距離をおく」ことが（いつもでないにせよ）出来るようになってきます。するとこの、いとも簡単にドラマを生み出すテレビは、優秀な《シミュレーター》として使えるようになってきました。

正確に言えば、これまでもそういう使い方は無意識にしてたんですが、無意識だからいつの間にか「取り込まれてる」ことも多かったの。そうなるとタダの「妄想」ですからね（笑）

おそらくわたしの「脳内テレビ」がなくなることは一生ないと思う。これは多分、生来の「システム」なんだと思うんですね。
だったら上手に付き合って《リソース：資源》として生かしていきたいな、と。

そのために明日もまた、わたしはカエルざぶとんの上に座ってハミングするんでしょうね。「気づいては、戻る」を繰り返しながら。