ナイフメーキング 皮シースエッジ(コバ)処理
前回エントリーでは大部端折ってしまったので皮シースの最終仕上げについて別エントリーとしました。このエッジ処理はナイフシースに限らず革製品のエッジの毛羽立ちの修理にも使える技です。
皮革の切断面は吸水しやすい事もありますが毛羽立ちやすく適切な処理をしないと耐久性に影響します。
1)研磨
コバ表面をサンドペーパー#240 #400位で滑らかになるよう研磨します。特に角は少しアールが付くよう磨きます。
2) コーティング処理
これには実に沢山の種類があって水性塗料系やワックス系があります。
定番のトコノールの成分を調べていたら酢酸ビニル。。。木工用ボンドと同じでは?とweb検索したら同様の記事を見つけました。私が気づくくらいだからやってる人いっぱいいるはず。。。
ナイフメーキング シース製作ではラブレスが好んで使ったといわれる”ヤンキーポリッシュ”なるWAXが有名のようです。何度も使うことのない材料。。。買ってもまた無駄になるような。。。
売り物になるはずもない製作で自分で使うもの 今回は木工ボンドを試してみました。
使い方は簡単で木工用ボンドを水で2-3倍に希釈し綿棒と布で塗布し乾いたら磨くだけです。万一凸凹が発生したらサンドペーパー#400で表面を滑らかにして重ね塗りします。
水で希釈の際着色に水性塗料を混ぜると市販品のようになるかもしれません(試してないけど)
乾いたら磨くを数回繰り返し完了。。。
成功成功