2010年３月４日 国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）の交信を受信しました。これはimrさんからのお知らせでＮＡＳＡのスクールコンタクトプログラム。宇宙のＩＳＳの宇宙飛行士と小中学校との生徒で行われるアマチュア無線の交信です。科学技術や宇宙への関心を高める為のＮＡＳＡの公式プログラムで今回は横須賀の中学校がえらばれました。今回のミッションでは日本人宇宙飛行士野口さんが搭乗しているので交信は日本語で行われました。
交信相手の中学校は野口さんの出身校だそうです。
ＩＳＳのオービット計算結果では東京エリア
ＡＯＳ（衛星見え始め時刻）19：09：11 方位253
ＭＥＬ（最大仰角到達時刻）19：13：49 peak level 最大仰角23.7 方位326
duration pass 衛星が上空に見えている時間 00：09：16
Down link 145.80Mhz FM 最大ドプラー偏移±3Ｋｈｚ
以上の情報がわかっているので受信の準備をしました。５エレ八木アンテナを架設しましたが高いマンションがあり少し不安です。
最大仰角到達時間までに受信できなければ建物反対側の非常階段の天空が開けてる場所にハンディー機で移動する予定でした。
画像クリックでＭＩＸＩの動画へジャンプします。50ＭＢ制限で短時間ですが。。。
直接ジャンプはこちらhttp://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=15007153&video_id=8690176
ＩＳＳ通過予定時刻19：09分を少し過ぎた頃。。。。。野口さんの声が聞えてきました。ダウンリンクの受信なので子供達の声は聞えません。。
しかしアンテナは方向固定なのでどんどん信号が弱くなります。自動追尾のアンテナ以外は最後まで受信不可能です。急いでハンディー機をもって建物反対側へ移動しました。ホイップアンテナなのに強力に入感しています。
高度約350ＫｍのＩＳＳから僅か出力5Ｗの送信で電波が届いています。素晴らしい！今回はアップリンク非公開のスケジュール交信でしたが宇宙飛行士の余暇時間に公開交信も不定期で行われる可能性がありますがこちらはドッグパイル（沢山の無線局が一斉に呼びあたかも犬が吠えてるような様）で期待薄です。
遥か宇宙のＩＳＳからの電波に感激。。。。因みに野口さんはアマチュア無線ライセンをもっているそうです。ＩＳＳは今回ＨＦ（短波帯）の無線設備も搭載しているようですが運用が待ち遠しいです。 ジオキャッシャーも沢山受信に成功したらしいです。