ストローハットの行ってきました

あっちこっちお出かけ写真です。

鹿苑角きり場

2015年09月09日 | おすすめです。

昨年の10月に行ってきました。 春日大社境内奈良鹿苑角きり場 奈良市春日野町 近鉄奈良駅から歩いて30分ほどです。 
神官が春日大社の神使いとされたきた鹿の角をきり神前に供えます。300年以上続いてきた伝統行事です。
奈良公園はそこらじゅう鹿さんいます。


 

角きりの儀式の前の安全祈願祭です。 角きりが始まるとここから司会者が場内スピーカーで実況中継します。

 

片側に観客席を設置してあります。 写真右手前に棒が立っているのが会場全体の真ん中あたりです。

 

勢子(せこ)さんたちの入場です。 発情期の雄鹿は気が立っているので、角で人や鹿同志が危害を加えない
ように、寛文11年(1671年)、奈良奉行が当時の鹿の管理者であった興福寺の許可
を得て始めたと云われて
います。 


 

当時の角きりは町のあちこちで行われ店先や屋根の上から町民は見物していたそうで、昭和4年よりここが
専用の場所となったそうです。 ワンステージ30分で3頭の角をきります。 十字と呼ばれる先が竹製の投げ縄で
角にロープを引っ掛けます。

 

これが中々すばしこいのでうまいこと掛りません。場内、歓声とため息です。

 

端に追い込んで走り回らせて疲れさす作戦でしょうか。

 

おっと引っ掛けたようです。おじさんが言うのもなんですが、 勢子さんイケメン揃いです。
「奈良の鹿愛護会」に電話で確認すると「
個人のブログでしたら宣伝にもなりますので載せてもかまいませんよ」
ということで顔バッチリ写真を使わせてもらいます。


 

そのまま引っ張って棒のところまで寄せていきます。

 

捕まえました。 鹿さん万事休すです。(^.^)

 

どっこいしょと

 

ここに寝かせます。

 

 

神官が気を落ち着かせるために水を飲ませます。

 

鹿さんごめなさい。 切っちゃいます。

 

糸のこでゴシゴシ。

 

2本目。

 

 

切り終わりました。 拍手!(^^)!

 

すんだから、もうちょっと大人しくしといてね。

 

やれやれ終わったか 頭軽くなった。(鹿氏 談)。 人間が爪をきる感覚で痛みはないそうです。

 

以前は素手で角を捕まえたそうです。 あぶないからやめたんでしょうね。

 

ごくろうさんでした。今年は10月10日~12日(12:00~15:00)開催 完全入替制で日に5回するそうです。
初回が一番
混むそうで、最終回が比較的空いているようです。 なかなかおもしろいですよ。みなさんもどうぞ。

 


 

 

コメント
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