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日進市の学習塾(小5~中3)のブログ
日進中学校、日進南小学校を中心に日進東中、日進西中などの生徒が在籍

卒園

2013-03-15 | 通常
本日、息子の卒園式があった。

ありきたりな表現だが、本当にアッという間に幼稚園に通う3年間が過ぎてしまった。

担任の先生を先頭に、大きく手を振りながら笑顔で行進しながら入場する長男。

ほほえましく思いながら、生まれてからのいろいろなことが頭を駆け巡る。

卒園証書を貰うとき、誰よりもお尻を突き出していたのは笑えたが、やはりジーンと
くる場面が多かった。

式の後、子どもらは自分のクラスに戻ることになり、その間保護者は副園長先生からお話を頂くことに。
小学生になることについていろいろと考えさせられるお話であり、為になることが多かった。

その後、各クラスへ保護者は子供らをお迎えに行くことになった。
今日は卒園式の為、幼稚園がお休みの次男は式の間大人しくしていてストレスもあったのだろう。
駆け足で長男のクラスへ向かっていった。
その後を追っかけるようにして長男のクラスへ入って驚いた。

クラスはワイワイガヤガヤと騒然としている中、
長男は目に涙をため、半べそをかいている。

最後の時なのに、友達と喧嘩でもしたのか・・・。
全く、最後まで何をやっているんだか、と思いきや勘違いだった。

どうやらみんなや先生との別れが辛いらしく、堪えきれずに涙が出ていたらしい。

長男なりに今日という日の意味を理解しているようだ。

朝一緒に来るときはポケモンのキャラクターしりとりで盛り上がっていたのに・・。

少し見直した。

その後、担任の先生からのお話があった。

卒園するとは言え、まだまだ幼い子供たちだ。
たくさんの保護者の方も見えており、ピシッとした雰囲気でお話が聞ける状況でもない。

その中で声を詰まらせながら、最後の言葉を述べる担任の先生。

卒業生を送る、という同じ境遇にいるので、思わずこちらももらい泣きしてしまった。

このさみしさは送られる側よりも送る側の方が大きいかもしれない。


自分が幼い時、夏休みに遊びに来たいとこが帰る時は、自分がいとこのところへ遊びに行って
帰る立場からさよなら、と言うよりも辛かった記憶がある。

あれと似たものなのか。



塾の講師をやって15年にもなるが、生徒を送るさみしさに慣れることは全くない。

その分、卒業した生徒がふらっと顔を見せに来てくれた時や、遊びに来てくれた時は
格別に嬉しい。

今年の入試も終わった。

また、卒業生が増えた。

寂しくはあるが、新たな道へ進む生徒たちを心から祝福している。

そして、またいつか塾へ元気な姿を見せに来てくれて、いろいろと話を聞かせてくれるのを心待ちにしている。








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