小学生
2017-06-27 | 通常
父のこともあり、1学期の中間テストの優秀者の記事が遅れ、すでに期末テストの結果が出始める時期となってしまった。
昨日の2年生の授業でも、ブログが更新されない為、きっと優秀者で自分のことが書かれるだろう、と思っていた?K君からブログ更新に対する質問が出た。
その場で期末テストの結果と共に書くことを伝え、今は順位が出るのを待っている状態である。
そこで、今回は普段なかなか書く機会がない小学生について書こうと思う。
まず、小学生の授業にて一番意識していることは「中学生」になった時に、今の経験が活きるように指導する、この1点だ。
それはやはり過去の経験から来ている。
毎年スターティングポイントを卒業し、その後遊びに来てくれることがある。
そこで高校生になった元教え子たちは、自分の活躍を嬉しそうに報告してくれる。
その時にスターティングポイントで経験したことが役に立っている、と言われることがあり、その一言が本当に嬉しい。
通学時は当然、目の前の中間テストや期末テスト、そしてその先にある入試に向けて進んでいく。
そこでの結果に一喜一憂し、改善点を見つけ、次にまた繋げていくことの繰り返しだ。
しかし、自分が塾講師としてのキャリアをスタートした時に先輩から言われた一言に
「生徒は目の前のことに100%集中でいいが、教師はそれではダメだ。その先につながる指導を常に意識しなければならない。」というものがあった。
経験が浅い時にはピンと来なかったが、今ではその意味が理解できる。
一般的に順位が上げれば素晴らしいし、下がれば悲しい。
当たり前のことではあるが、しかしそれ以上に大事なのはその結果にたどり着くまでの過程だ。
自分の力で掴み取った結果と、本人の意思がない上で取らせてもらった結果は同じ順位でも価値が違う。
本人が何の考えもなしに、言われたまま、用意されたものを解くだけで結果が出たとしてもそれは実力ではない。
だからテストに臨む際は、まずは、自分なりにテストへ対しどう準備し、どう向かっていくか、を考えることが大事だ。
そこでは、当然失敗や遠回りは付き物だろう。
経験ある人がそんな様子を見てれば、すぐにアドバイスをしてその子のやり方や準備を修正したくなるはずだ。
ただ、そのアドバイスが本人の姿勢や取り組みに良い影響を与えるためのものか、
それともただ目の前の点数を上げるためのものか、を冷静に判断しなければならない。
僕はそこで悩んだり、考えたり、失敗する経験はその先の本人のエネルギーへと必ず変わる、と信じている。
そして、そういった経験をしっかり積んだ中学生が高校生になった時に伸びる生徒になる、と信じている。
当然、レベルの高い高校でも十分にその環境を活かしていける生徒になる。
その考えの元、小学生をどう指導するか、を考えた時に、小学生にも「中間テスト」や「期末テスト」が必要だ、という考えに至った。
それが「スターティングテスト」だ。
内々のものなので、その優秀者をここで発表したりは一切していないが、そのテストに向けた準備、それは本当に今後のための生きた経験となる。
塾生たちは決められた範囲から、問題が作られる為、その範囲を一生懸命勉強し、テストへ臨む。
また、テストの問題の難易度も高い。
勉強をせずに受けても惨憺たる結果しか残らない。
そういったプレッシャーの中、約2週間前から発表された範囲を必死に勉強している。
やらなきゃ、と思っていてもなかなかできなくて・・・
範囲が終わりきらなくて・・・
小学校との違いに戸惑う中学生がよく言うセリフだ。
その経験を小学生の内から先取りして、勉強に対する姿勢を磨いていって欲しい。
小学生の時は「中学生」を、中学生の時は「高校生」になった時を意識して指導することで、勉強の中身以外の大切なものが伝わっていくと考えている。
今週末にいよいよその小学生版定期テスト、スターティングテストが行われる。
小学生のみんなの頑張りを、楽しみにして、難しい問題を作って準備している(笑)
昨日の2年生の授業でも、ブログが更新されない為、きっと優秀者で自分のことが書かれるだろう、と思っていた?K君からブログ更新に対する質問が出た。
その場で期末テストの結果と共に書くことを伝え、今は順位が出るのを待っている状態である。
そこで、今回は普段なかなか書く機会がない小学生について書こうと思う。
まず、小学生の授業にて一番意識していることは「中学生」になった時に、今の経験が活きるように指導する、この1点だ。
それはやはり過去の経験から来ている。
毎年スターティングポイントを卒業し、その後遊びに来てくれることがある。
そこで高校生になった元教え子たちは、自分の活躍を嬉しそうに報告してくれる。
その時にスターティングポイントで経験したことが役に立っている、と言われることがあり、その一言が本当に嬉しい。
通学時は当然、目の前の中間テストや期末テスト、そしてその先にある入試に向けて進んでいく。
そこでの結果に一喜一憂し、改善点を見つけ、次にまた繋げていくことの繰り返しだ。
しかし、自分が塾講師としてのキャリアをスタートした時に先輩から言われた一言に
「生徒は目の前のことに100%集中でいいが、教師はそれではダメだ。その先につながる指導を常に意識しなければならない。」というものがあった。
経験が浅い時にはピンと来なかったが、今ではその意味が理解できる。
一般的に順位が上げれば素晴らしいし、下がれば悲しい。
当たり前のことではあるが、しかしそれ以上に大事なのはその結果にたどり着くまでの過程だ。
自分の力で掴み取った結果と、本人の意思がない上で取らせてもらった結果は同じ順位でも価値が違う。
本人が何の考えもなしに、言われたまま、用意されたものを解くだけで結果が出たとしてもそれは実力ではない。
だからテストに臨む際は、まずは、自分なりにテストへ対しどう準備し、どう向かっていくか、を考えることが大事だ。
そこでは、当然失敗や遠回りは付き物だろう。
経験ある人がそんな様子を見てれば、すぐにアドバイスをしてその子のやり方や準備を修正したくなるはずだ。
ただ、そのアドバイスが本人の姿勢や取り組みに良い影響を与えるためのものか、
それともただ目の前の点数を上げるためのものか、を冷静に判断しなければならない。
僕はそこで悩んだり、考えたり、失敗する経験はその先の本人のエネルギーへと必ず変わる、と信じている。
そして、そういった経験をしっかり積んだ中学生が高校生になった時に伸びる生徒になる、と信じている。
当然、レベルの高い高校でも十分にその環境を活かしていける生徒になる。
その考えの元、小学生をどう指導するか、を考えた時に、小学生にも「中間テスト」や「期末テスト」が必要だ、という考えに至った。
それが「スターティングテスト」だ。
内々のものなので、その優秀者をここで発表したりは一切していないが、そのテストに向けた準備、それは本当に今後のための生きた経験となる。
塾生たちは決められた範囲から、問題が作られる為、その範囲を一生懸命勉強し、テストへ臨む。
また、テストの問題の難易度も高い。
勉強をせずに受けても惨憺たる結果しか残らない。
そういったプレッシャーの中、約2週間前から発表された範囲を必死に勉強している。
やらなきゃ、と思っていてもなかなかできなくて・・・
範囲が終わりきらなくて・・・
小学校との違いに戸惑う中学生がよく言うセリフだ。
その経験を小学生の内から先取りして、勉強に対する姿勢を磨いていって欲しい。
小学生の時は「中学生」を、中学生の時は「高校生」になった時を意識して指導することで、勉強の中身以外の大切なものが伝わっていくと考えている。
今週末にいよいよその小学生版定期テスト、スターティングテストが行われる。
小学生のみんなの頑張りを、楽しみにして、難しい問題を作って準備している(笑)