暑いと熱い

早いもので、８月ももう最終週だ。

今年の夏もかなり暑かった。

ハードな日々が続いたが、充実感に溢れる夏が終わってしまうのはやはりさみしい。

今週の後半には中学生はいよいよ愛知全県模試が控え、勉強も夏の総決算の時期である。

ただ９月が始まると、一段落とはならず、次は２学期の中間テストまで約１か月と少ししかない。

また、９月から新たにスターティングポイントに通う生徒も増える。

初めての環境の中、緊張もあるだろうし、慣れるまでに時間は必要なのは間違いないが、
迎え入れるこちら側としては万全の態勢を整えて、定期テストや小学生なら塾内の「スターティングテスト」へ臨めるようにしてあげたい。

少なくとも今回のテストは、「今までで一番良い準備をしたテストだった」、とみんなが言えるように。
また、その為には当然、こちらも「最高の準備が出来た！」と胸を張って言えるようにするのが当然だ。

夜や朝などは少し過ごしやすくなり、暑さも随分和らいだようだが、勉強に向ける「熱さ」はまだまだこれからが本番だ。

あまちゃん

今日の２年生の夏期講座にて。

授業中のふとした瞬間にある男の子から漏れた言葉、

「じぇじぇじぇ！」

「今でしょ！」と並び、流行語大賞有力候補の言葉だ。

「あまちゃん」というドラマを見ていない人でも、この言葉はどこかで耳にしたことがあるのではないだろうか。

北陸が舞台となっているらしいので、この「じぇじぇじぇ」という言葉、ドラマだけでなく、北陸にも注目が集まり、少しでも復興への追い風となれば素晴らしいことだ。


お金がある人は寄付をすればいい、時間がある人は実際に行けばいい、
お金も時間もない人はせめて忘れないようにすることだ。


どこかでそんな言葉を聞いたが、その通りだと思う。


ドラマから聞こえてくる「じぇじぇじぇ！」という言葉には、人の心を動かす力があるようだ。

さあ後半戦！

お盆休みも終わり、今日から後半戦だ。

部活や帰省中で出席できない生徒もいたが、みんなの元気そうな顔を見ることができて
ホッとした。

夏は楽しいイメージが強い季節だが、同様に事故が多いイメージのある季節でもある。

災難や事故はいつ何時起こっても不思議ではない。

自分の不注意から起こる災難や事故には万全の注意を払っていかなくてはならない。

「命あっての物種」だ。
＊何事も、命あってのことだから、命の危険にかかわることは避けるべきだということ。いかなるときでも命は大切にすべきだという戒め。

今年の夏も熱く燃えた夏だったなぁと
まったく日焼けのしていない顔で8月31日を迎えたいと思う。

お盆を終えて、ちょっと気が緩んでいても、
まだまだ挽回や再出発ができる時間、チャンスが幾らでもある。

大人になった時に「あの夏は燃えたなぁ」と言える２０１３年の夏にしていこう。

面談

夏期講座の合間の時間を利用して面談を行なっている。

これはとても貴重な時間だ。

大手進学塾に在籍していたころは限られた時間で、たくさんの数の面談を行なっていた。

よく生徒には「ただ勉強した気になるだけのアリバイ勉強はやめろ！」と言いながら
一方で面談をしながらも時間が来たらそこで終了！となる「アリバイ面談」をしていた。

これは、次の面談の方が待たれていたり、授業後の面談であれば夜の会議がある為だ。
特に授業後の面談は基本的に３０分内に終わらせて本部へ戻り報告をしなければならず、
遅いとよく注意を受けた。

だから面談のペースが遅いとドキドキしていた(笑)

もちろん時間を掛ければ良い、というものでもない。
「長い時間の面談なんて誰にも感謝されないぞ」と昔の上司にお叱りを受けたことも何度かある。

それが正しい面もあると思う。


しかし、じっくりと話を聞きながら、こちらの伝えたいことを伝えて、というのは
ある程度の時間がないと難しい。

また、そんなにたくさん機会がある訳でもないので時間が取れたときは
なるべく意味のある良い面談にしたい。

保護者の方から生徒についていろいろな話を聞けるのは、僕にとって楽しい時間でもあるので
つい長くなる(反省・・・)が、これが授業を進める上で、もしくはその生徒に声を掛ける時の
大きなヒントになることもある。



スターティングポイントの面談はすべて希望制であり、時間もなるべく余裕を持って設定するように
している。

今はご両親とも共働きであったり、お忙しいご家庭も多いのですべての方と面談をすることにはならない。

ただ、本心では面談の希望があると嬉しく思っている。

学校の先生とは違う、塾の教師からの視点でお話をして、少しでもお役にたてるのであれば、
少しでも塾に通わせていて良かったな、と思っていただけるのであれば本望だ。

もちろん夏期講座の合間となるのでご希望通りの時間帯が叶わないかもしれないが、もし面談を
希望されるのであれば、喜んでお持ちしております。

夏期講座スタート

毎回毎回のことながら、講座初日の日は緊張し、授業が終わると疲れがドッと出る。

久々の授業でいろいろな部分に無意識にいらない力が入っているのだろう。

やはり休みのゆったりとした時間もいいが、やらなければならないことを前にして、
グッーと燃えてくるような感覚の中に身を置くのが良い。

今日からスタートした夏期講座。

中３生にとっては本格的な受験勉強スタートだ。

最初はゴールも見えない果てしなく続く長い長い道のように思えるかもしれない。

しかし現実は、限りある時間の中でどれだけ自分の実力を磨いていけるか、の戦いだ。

一日一日が勝負の明暗を分けることになる。


長いようで短い夏。


今は遠い先のことは考えず、全力で目の前のことに集中することが何よりも大切だ。

勉強も部活もしないでのんびりダラダラとした夏も楽しいだろう。

でも、やるべきことを前に、覚悟を決めて全力を傾けた夏の方が絶対に良い夏だった、と言えるはずだ。



きっと人の一生も同じなんだろう。