総合学習塾スターティングポイント ~愛知県日進市の学習塾~

日進市の学習塾(小5~中3)のブログ
日進中学校、日進南小学校を中心に日進東中、日進西中などの生徒が在籍

リズム

2013-04-22 | 通常
今日は中1の授業。

初めての定期テストに向けて準備を着々と進める。

日々の宿題や課題にも積極的に取り組めている生徒がほとんどだ。

ただし、中1で特に大切なことは「リズムを作ること」

新しい環境で自分の限界以上の頑張りを続けていては
いつか疲れが出て止まってしまう。

体力的な疲れは見えやすいが、気持ちの疲れは見えにくい。

自分に無理のない生活のリズムを探し、成長へつながる
スターティングポイント(出発点)にして欲しい。

その為にも自分自身が、良い状態で物事に取り組めるように
気持ちを上手くコントロールできるか、どうかがカギとなる。

ここが難しいが是非とも中学生の間に身に付けて欲しいことだ。

勉強を日々の習慣にすることはとても大切だ。

疲れていても眠くても日々の日課として机に向かう。
この姿勢が大きな成長を呼び込むことになるだろう。

ただ、どうしてもできない時、気が乗らない時もあるのが人間だ。

そういう時にはちょっと工夫をして、勉強を工夫してみたり
休憩までの時間を短くしてみたり、違う部屋で勉強してみたり・・・。

また思い切ってやらない日を作ってみるのも一つの方法だ。
もちろんこれは自分に「やる気」を呼び込むための策でなければならない。

そして、自分はどういう状態なら机に向かって集中できるのか、
やる気を生み出せるのか・・・。

真剣に悩み、考え身に付けることができたらたらこっちのもんだ。

自分なりのリズムのもと、思う存分に日々成長していけば
素晴らしい未来が待っている。

勿論、2年生、3年生、高校生、社会人でも同じだ。

自分を成長へと結びつける「リズム」探しは真剣に取り組まないともったいない。
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自転車

2013-04-16 | 通常
日曜日。

長男を連れて近くの公園へ。

そこは交通公園、という「自転車に乗り、車のいない道路を走り、交通ルールを学ぶことができる」公園だ。
自転車の練習にはもってこいの公園。
また、自転車の貸し出しもある。

長男はまだ補助輪を付けてでないと自転車に乗れない。

ここで補助輪のない自転車を借り、自分の自転車で念願の補助輪なし!となるために練習に来たわけだ。

長男と来たときには2~3組の同じような目標を持った親子もいた。

どこも保護者の激励の中、必死の練習が始まる。

ちょっとライバル意識が出てきて、ここは教育のプロとして
パパッと子ども乗れるようにしてやろう♪、なんて考えていた。

しかし甘い考えはすぐに飛び去った。

さっきできていたことが出来ないなんて当たり前、
掴みかけた感覚がほんと、一瞬のうちに泡となる。

そんな状態だと本人も面白くない。

すぐに気が散り出す。
自転車をほっぽりだして砂遊びだ・・・。

そんな様子にイライラしたり、悲しくなったり・・・。


グッと堪えて気持ちを落ち着ける。

これは勉強の場面でも当たり前に起こることだ。

さっきまでできていたことができない。

当たり前!

連続でできたのにまたできなくなった・・・。

よくある、よくある。

そんな状況はたくさん、たくさん目にしてきた。
その経験なら他の親御さんに負けない(笑)


一番不安なのは本人だ。

本当に乗れるようになるのかな・・・。

またダメじゃないかな・・・。

もう辞めたいな・・・。

そんな気持ちを抱えながら何度も何度も繰り返さなければいけないのだ。


一番良くないのは諦めてしまうこと。

長男がそうならないように、自分のイライラする感情をブッ飛ばして
一つひとつ一緒になって応援し続けた。

その結果、午前と午後と2回も行った。

昼時ご飯のために家に帰る道中でも、また行く!と言っていたのだ。
ご飯後は少し行くのをしぶったが・・・(笑)

その甲斐もあって、最初は乗れなかったのが19秒間乗れた!

本人は大満足だった。

でもまた次はきっと乗れないだろう(笑)

しかし、本人はそれでもまた練習して乗れるようになりたい!という。

この気持ちを忘れず、またそれを真剣に応援する人が周りにいれば
きっといつか上手くいく。

不器用な長男だけど、僕も真剣に応援していたら、最後19秒乗れた時なんて
少し涙目になってしまった。

がむしゃらに頑張る姿は、誰だってかっこよく、たくましく見える。





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新しいスタート

2013-04-09 | 通常
新学年、新しいクラスといった新たな環境でスタートするこの時期、
スターティングポイントにも、生徒会の仕事や学級委員に立候補した素晴らしい志の生徒がいるようだ。

これは正直、嬉しい。

中学生ぐらいまでの生徒が、常に自分を中心として物事を考えるのはごく自然なことだ。
今まで生きてきた世界は、大人と比べ狭い世界なのだから当然だろう。
それも少しずつ人生経験を重ねる中で変化していき、成長をしていく。

ただ、生徒会の運営やや学級委員ともなれば、自分のことより全体のこと、みんなのことを自然と考える
機会が増える。

これは人間を大きく成長させるきっかけになる。

今までに自分にない視点で物事を考えたり、取り組むことは貴重だ。

海外旅行やホームステイで刺激を受けた、という話も聞くがこれは受け身的にそういった
体験をしていることになるだろう。

今までの自分にはないものを得る。
そして、そこから起こる変化。
特に若いうちはそういった刺激はとてつもなくでかい。

もちろん生徒会や学級委員でなくても、自分に与えられた立場から、みんなのこと
友達のこと、少しずつ周りの人のことを考えていけるようになれば、同じように変化が起こり、価値が出てくる。

新しいスタートを切った今、自分自身にも新しい風を取り入れて、自分が良い方向へ変わる変化を
楽しんでほしいと思う。
そうやって自分を磨ける人間は、やはり自立したかっこいい人間だ。








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4月スタート

2013-04-05 | 通常
春休みも終わり、4月もスタートした。

この1か月は1番差が出やすい月だと思う。


これをマラソンを例にとって説明しよう。

スタートを切って数時間、みんな必死に走ってきた。
長い道のりを走ってきて当然、疲労困憊だ。

やがてゴールが見える。

すると誰もが必死の形相でゴールを目指す。
追い込みをかけるわけだ。
誰もが最後の力を振り絞る。

勉強も同じだ。

ゴールが見えれば必死になる。

テスト前は誰だって必死になって追い込みをかける。
また、範囲が決まっている定期テストならば十分効果もあるだろう。

反対にそこだけの頑張りで差をつけることは難しいと言える。


しかし、スタートの時はそうではない。

マラソンを経験したランナーであればきっと、自分なりにレース展開を考えて、
ゴールまでの道のりを頭に入れながら自分なりのペースを掴むことに専念をするだろう。

いきなり猛ダッシュをかけても結果は出ないし、スタートしたのに、のんびりダラダラともしないだろう。

勉強の場合も同じだ。

目標を立ててスタートを切り、ゴールを目指して進まなくてはならない。
自分なりのペースを掴み、ゴールを駆け抜けるイメージが必要だ。

マラソンで何キロ走るか分からなければレースを作っていくなんてことはできなくなる。
ゴールがあり、そこまでの距離が分かるからレースで戦うことが出来る。

しかし、勉強ではともするとゴールも知らずに走ってしまうことがある。

きちんと自分なりに目標を立て、その実現に向けスタートを切る者もいれば、
ただ周りの雰囲気に同調し、何とな~く、流されるようにスタートを離れるだけの者もいる。

4月だからスタートするんだよね・・・?、という感じだろう。

これだと当然、実力を出すことは難しい。


やはり大事なのは目標、ゴールを明確に設定することだ。

マラソンと同じようにゴールまでを逆算して道中のペースを考えるべきだ。

いつまでに何を終わらせ、何を覚え、何をできるようにするか。
また内申点を幾つ上げ、どうゴールへ飛び込むか。

そういったイメージを持ってスタートを切って欲しい。

勿論、これは簡単なことではない。
経験したことが無い内容を履修していくからだ。
未経験なのに作戦を立てていくのは不可能だ。

だからそこをサポートするためにスターティングポイントがある。
ゴールへたどり着くために必要なものはすべてここに準備してある。

そこへ向かうペースもバッチリ把握したペースメーカーがいる。

簡単なレースではないが、勝つための計算はきちんとできている。


ただし。

走るのは「自分」だ。

代わりの誰かが走ってくれる訳ではない。

苦しい思いをしながらも自分の足で、自分の力でゴールへ突き進んでいかなくてはならない。

主人公は自分自身であり、自分のレースなんだ、ということを片時も忘れてはならない。

今はまだまだ遠く、かすかに見えるだけのゴールかもしれない。

しかし、一歩ずつその距離を縮めていくしかない。

どんな偉大な選手だって一歩ずつ進むのだ。

だからこそ差が付くスタートが大きなカギを握っている。


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