総合学習塾スターティングポイント ~愛知県日進市の学習塾~

日進市の学習塾(小5~中3)のブログ
日進中学校、日進南小学校を中心に日進東中、日進西中などの生徒が在籍

テスト結果 ~中1・中2~

2018-03-29 | 通常
遅くなってしまったが、テスト結果の報告を。

まずは中1。

全体の3分の1の生徒が過去最高順位を獲得。

順調に成績を伸ばしてきている生徒も多い。

今までなかなか自主的な家庭学習が出来なかったが、ようやく自分なりに勉強を進めていく姿勢が出てきました、という声も多く頂いた。

勉強に対しての姿勢を作るのは簡単ではない。
一時的に頑張ることは出来ても、継続するとなると、グーンとその壁は高くなる。

それが一年間の中学生としての経験を通して身に付けることが出来た、というのならば、これは、これから先の人生を考えてもとても大きな進歩と言える。
もちろん、これからの一年でどうなるか、はまだまだ分からないが、少なくとも中学3年生までに自主的な学習習慣をつけることが出来ていないと、受験勉強は本当に大変な思いをすることになる。

どこかで、勉強=やらされるもの、という図式があると成績を伸ばすのはかなり難しい。
また、強制されないと勉強が出来ないという状態では高校生になってから通用しない。

普段の授業内で、テスト対策の時間内で、事あるごとに勉強についての話や意識付けをして「自主的に勉強すること」を何とか身に付けて欲しいと強く思っている。

もちろん、まだまだこれからという状態の生徒もいるが、少なくともテスト対策中の問題に対しての取り組みは全員良い方向へ変わってきているという思いはある。

また、これからの一年間が本当に大切だ。



次に中2。

この学年はやはり、H君とM君の頑張りが本当に素晴らしかった。

まずH君だが、これで3回連続して過去最高順位を獲得。
急激に成績を上げてきている。
これは当然他の塾生にも良い影響を及ぼし、またそれがさらにH君のエネルギーにもなる、といった好循環が生まれている。
苦手な教科や単元もあるだろうが、自分に勢いがついている時はやる気も高い。
このエネルギーをさらに増幅させて、この受験生としての1年間を突っ走って欲しい。

次にM君。
今回の学年末でなんと初のベスト5入りを果たした。

惜しくもベスト3には届かなかった(ベスト3に入ると赤バッグを進呈している)が、コツコツ頑張っていることが数字として表れ、3年生として始まるこれからの1年に自信を持って臨める。
M君は普段から危機感を持ち、真摯な姿勢で勉強に取り組んでいるからこそ結果が出ていると思っている。

ついこの間、たまたまニュースで知ったのだが、元中日ドラゴンズの監督である落合博満氏も現役時代は「自分はへたくそだから練習をしなければプロでやっていけない」と試合が終わった毎夜深夜に素振りをしていたらしい。
野球好きな方なら現役時代もとてつもなく凄い選手だったことはみんな知っている。
あれだけ凄い、天才打者と称された人も頑張る原動力となっているのは「危機感」だった。

驕らず、舐めず、謙虚に自分自身と向き合って向上していく。

心の底から自分は力がない、センスがないと思うからこそ人一倍努力ができるのだろう。

自分に対して自信を持つことは簡単に出来ることではないが、
これだけのことをやってきたぞ、という自信は持てるはずだ。


受験生としての自信。

「これだけやってきたんだ」という自分の行為に対しての自信を、この一年間でみんなに持ってもらう。


















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高校入試を終えて

2018-03-20 | 通常
3月19日(月) 

今年もこの日がやってきた。
公立高校の合格発表だ。

あいにく天気は曇り空。
今にも雨が降り出しそうな感じがする。

発表は午前10時からだが、あまり早く高校へ行くと受験生やそのご家族の迷惑にもなってしまう。
時間を気にしながら自宅を出た。

信号待ちの時に携帯電話が鳴った。
慌てて停車できる場所を探し、公園の駐車場にて電話を取る。

かけてきた生徒の声のトーンから興奮状態であるのがわかった。

念願の第一志望校合格の知らせだった。

内申点的には今回の入試は厳しい戦いであったので、本人も相当な覚悟をしての入試だった。

自己採点の結果、当日点は合格に十分値する点数ではあったが、やはり発表を迎えないとはっきりとわからない。
また、昨年の「合否追跡調査資料」によるとその内申点での合格者が一人もいなかったのが大きな不安材料であった。

自己採点の結果を報告しに来てくれた時に
「結果は発表を迎えるまでわからないけど、期待をして発表に行くことができる数字だよ」と本人には伝えたが、やはり相当緊張して発表当日を迎えたようだ。

だからこそ「本校に合格」の文字が目に飛び込んできたときはなかなか信じられなかったようで、電話での会話も最後は声にならない感じだった。
こちらも思わずもらい泣きをしてしまいそうで、少しの間、無言の電話になってしまった。



嬉し泣きをするぐらい感動する経験。

中学生という多感な時期に、この経験が与えてくれる価値は計り知れないほど大きいのではないだろうか。

きっと多くの中学生は「受験」といえば、みんな経験するのが当たり前のように思っている。

確かにそれはその通りで、「受験」をせずに高校生になることはない。
時期が来れば、多くの生徒は「受験」をすることになる。

しかし、だからこそ価値のある「受験」をしていくことは難しい。
時期が来れば、みな「受験」をする。
そこで、いかに流されず、このぐらいでいいか、と妥協せず、自分から「受験」をしていくか。

流されず、妥協せず、自ら進み続けることは年を重ねた大人でも難しい。

だからこそ涙が出るほどの「受験」をするというのは、「合格」「不合格」に関係なく、大成功の入試だ。


自分自身を奮い立たせ、弱気な自分、怠け者な自分、集中できない自分、、、そういったマイナスな影響を及ぼす自分を何とか押さえつけ、
毎日、毎日、何とか自分を成長させるように、力が付くように、机に向かい問題に当たる。

今やっている問題を解いていても、果たしてこれが本当に出題されるかわからない。
解けるようになっても受験本番には関係ないかも知れない。

そんな不安が頭から離れない。

例え、弱い自分に負けず、努力に努力を重ねても受かることが約束されている訳ではない。

必死に目の前の道を歩いて進んでは行くが、これが目的地につながっているかは最後までわからない。

不安の中で進む以外、道はない。

受験の過程はまさに人生そのもの、生き方そのもののようだ。


だからこそ、その「過程」に価値がある。
「結果」がすべて、の世界では決して無い。

一人ひとりが必死になって自分が進んでいる「道」を価値のあるものへとしていくだけだ。


そして、それは今大人として生きている自分にも言えることだ。

受験を終えるたびに、この1年で成長し、逞しくなった生徒を見ることは「喜び」でもあり、自分への「戒め」でもあることを痛感する。


さあ、今年も最高の一年へ、と自分自身の歩みでしていかなくてはならない。
たくさんの勇気と感動を今年の受験生にもたくさんもらった。

この感謝の気持ちは、今いるスターティングポイントの生徒へ全力で注いでいく!!


中1、中2の学年末結果報告はまた、次回に。
























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