合格発表
2014-03-19 | 通常
本日は愛知県公立高校合格発表。
毎年のことではあるが、朝から緊張しっぱなしだ。
もちろん、緊張したり、気合を入れたり、験(げん)をかついだりしたところで
入試の結果が変わるものではないが、でもそうせずにはいられない。
塾までの道のりを考え、遠い高校から回った。
最初に着いた高校では、合格発表の掲示板の前にたくさんの人だかりがあり、それが落ち着くまで待っていた。
気は焦るが、今日の主役たちの邪魔になってはいけない。
すると母親と見に来たであろうある男の子が下を向き、うつむき加減で校門から出てきた。
そこに、後ろからそっと付いて帰る母親の姿。
人気、倍率も高い高校なので、合格圏内と考えていても不合格という結果も十分にあり得るだろう。
教え子では無いものの、生徒が落ち込んだ姿を見るのは気分がいいものではない。
また、校門のところにこれまた、母親ときたであろう男の子が写真を取っていた。
満面の笑みを浮かべ、すごく良い雰囲気だった。
これぞ絵にかいたような幸せだ。
思わず自分のほほも緩む。
その後ある程度、人がいなくなったところで合格者発表の掲示板へ。
心臓の鼓動が速くなるのがはっきりとわかった。
目的の番号を探す。
一つひとつ確認しながら目的の番号へ。
あった。
そして、その横には「本校に合格」の文字。
一気に体の力が抜け、ホッと気持ちが落ち着く。
すぐに本人と話をしておめでとうを伝えたいところだが、まだまだ他の生徒の合否確認がある。
また、すぐに気持ちを切り替えなくてはいけない。
毎年毎年、もう16年も経験してきているが毎回こんな調子で一人ひとりの合否を確認する。
ドラマや塾のチラシでは、先生が合格した生徒と握手をしたり、抱き合って喜ぶ姿を見るが、実際は教えている生徒は何人もいるし、みんなの結果それぞれ一つひとつが本当に大切なものだ。
写真を撮るからこういうポーズでお願いしまーす、とカメラマンに言われ、生徒と打ち合わせて演出としてした経験しかない。
実際は「おめでとう」、という言葉の後ろに悔しい気持ちでいっぱいの生徒もいるのが合格発表の現場だ。
そして全員分の合否を確認した時に、全員が最高の結果だった、なんていう経験は今まで一度もない。
それは、受験から逃げず、自分の本当の気持ちから逃げず、果敢に高い目標へ挑戦し、立ち向かっていく生徒がいる以上仕方がないことかもしれない。
生徒が厳しい道を自ら選び、進んで行く姿には、心から尊敬の念を抱く。
今日の時点で「合否」という形で結果は出たが、これを自分にとってプラスにするのか、マイナスにするのかは決まっていない。
これから高校3年間をかけて答えを出していくのだ。
まずは中3生全員、ここまで頑張ってきた自分を誇りに思って、ゆっくりと疲れを癒してほしい。
そして、新しいステージでまた思う存分自分を磨いて磨いてピカピカにして欲しい。
中3が卒業し、いなくなってしまったスターティングポイントでは
また、今日から未来の入試へ向けて、それぞれの学年のスタートとなる。
毎年のことではあるが、朝から緊張しっぱなしだ。
もちろん、緊張したり、気合を入れたり、験(げん)をかついだりしたところで
入試の結果が変わるものではないが、でもそうせずにはいられない。
塾までの道のりを考え、遠い高校から回った。
最初に着いた高校では、合格発表の掲示板の前にたくさんの人だかりがあり、それが落ち着くまで待っていた。
気は焦るが、今日の主役たちの邪魔になってはいけない。
すると母親と見に来たであろうある男の子が下を向き、うつむき加減で校門から出てきた。
そこに、後ろからそっと付いて帰る母親の姿。
人気、倍率も高い高校なので、合格圏内と考えていても不合格という結果も十分にあり得るだろう。
教え子では無いものの、生徒が落ち込んだ姿を見るのは気分がいいものではない。
また、校門のところにこれまた、母親ときたであろう男の子が写真を取っていた。
満面の笑みを浮かべ、すごく良い雰囲気だった。
これぞ絵にかいたような幸せだ。
思わず自分のほほも緩む。
その後ある程度、人がいなくなったところで合格者発表の掲示板へ。
心臓の鼓動が速くなるのがはっきりとわかった。
目的の番号を探す。
一つひとつ確認しながら目的の番号へ。
あった。
そして、その横には「本校に合格」の文字。
一気に体の力が抜け、ホッと気持ちが落ち着く。
すぐに本人と話をしておめでとうを伝えたいところだが、まだまだ他の生徒の合否確認がある。
また、すぐに気持ちを切り替えなくてはいけない。
毎年毎年、もう16年も経験してきているが毎回こんな調子で一人ひとりの合否を確認する。
ドラマや塾のチラシでは、先生が合格した生徒と握手をしたり、抱き合って喜ぶ姿を見るが、実際は教えている生徒は何人もいるし、みんなの結果それぞれ一つひとつが本当に大切なものだ。
写真を撮るからこういうポーズでお願いしまーす、とカメラマンに言われ、生徒と打ち合わせて演出としてした経験しかない。
実際は「おめでとう」、という言葉の後ろに悔しい気持ちでいっぱいの生徒もいるのが合格発表の現場だ。
そして全員分の合否を確認した時に、全員が最高の結果だった、なんていう経験は今まで一度もない。
それは、受験から逃げず、自分の本当の気持ちから逃げず、果敢に高い目標へ挑戦し、立ち向かっていく生徒がいる以上仕方がないことかもしれない。
生徒が厳しい道を自ら選び、進んで行く姿には、心から尊敬の念を抱く。
今日の時点で「合否」という形で結果は出たが、これを自分にとってプラスにするのか、マイナスにするのかは決まっていない。
これから高校3年間をかけて答えを出していくのだ。
まずは中3生全員、ここまで頑張ってきた自分を誇りに思って、ゆっくりと疲れを癒してほしい。
そして、新しいステージでまた思う存分自分を磨いて磨いてピカピカにして欲しい。
中3が卒業し、いなくなってしまったスターティングポイントでは
また、今日から未来の入試へ向けて、それぞれの学年のスタートとなる。