とある休日

休日だったので子供らを連れて映画へ。

何気に好きなこの曲。
これを聞いたらテンションが上がる↑

高画質 MOVIX［映画ってたのしーね。］

＊画像が上手く流れない場合あり。


そしてこの
NO MORE 映画泥棒 旧バージョン＆新バージョン ReMix

＊画像が上手く流れない場合あり。


ちなみにうちの次男はこのNO MORE 映画泥棒が怖い、怖いと言い
映画が始まる前に出ていこうとする。
おい、それはあんまりだぞ。
必死に止める。


そして、いよいよ久々の映画。


生まれて初めて見るポケモン。
もちろん長男のチョイス。
最初はかなり苦痛を覚悟していたが、予想外に楽しい時間を過ごせた。


映画のスクリーンで気づいたが、
ポケモンって実は１５周年。


実は、僕の塾講師歴より１年長い。
ピカチュウ先輩なのでした・・・。


この映画の前後には、なんか素敵なポケモンが貰えるらしく、
何人かの小学生らしき子どもたちが、映画のスクリーンに向かって
ＤＳを向けていた。

映画館へＤＳ持ってくるんだ・・・。

なんかもうこのデータだけでやり取りしている感がうあぁーって感じ
だ。

うちの子は入場の時に貰ったプラスチックのメンコみたいなので喜んでいる。

やはりね、こう時代は進んでもアナログ的な、
プラスチックと言えども、データなんかではない実物の良さがそこにはあり・・。

うん、お前らは昭和組だな、と喜びもつかの間。

実はこのメンコ、ゲームコーナーのポケモンのゲームで使うやつらしく、
映画が終わったらそこへ行き、がっちりゲームまでやらされた。

めちゃくちゃデジタル。


ピカチュウ先輩、進化のスピード早すぎます・・・。

訃報

昨日の授業にて、生徒から日進中学校の佐野先生が亡くなられたことを聞いた。

少し前に救急車で病院に搬送されたことを聞かされた時から、回復されることを強く信じていたので
ショックはかなり大きかった。

直接会ってお話をしたことはない。

ただ、文化祭や卒業式でそのお姿は何度か拝見していた。

以前日進中学校の文化祭にお邪魔した時は、ちらっとこちらを見られて、
僕の保護者ではないという雰囲気からか、スッと警戒心を持たれたのを感じた。
何かあれば自分が生徒を守るぞ、という気持ちがその様子から見てとれた。

不審者のように思われ、警戒されてしまったが、僕はその様子にとても好感を持った。
自分を盾にしてでも絶対生徒は守るという教師の覚悟が見えた。


また、今の生徒はもちろん、卒業した生徒からもよく話を聞かせてもらっていた。
授業がわかりやすい、成績があがる、数学が好きになった・・・
そんな声ばかりだった。
また部活の指導にもとても熱心で、厳しくハードな指導ではあったが、
生徒は尊敬し、とても慕っていた。


とても評判の良い、素晴らしい先生だ。
だからみんな辛い気持ちでいっぱいだろう。


学校の先生と塾の教師という違いはあるものの、おこがましいが、同じ教育という世界に身を置き、
日々生徒のために懸命にご活躍されていた中、志半ばで教え子を残し旅立たなくてはならない辛さ、
また、家族を残していかなければならない辛さ、少し想像するだけでも身が切られる思いである。


塾の仕事はよく大変そうだとか、激務だと言われることがあるが、
学校の先生ほどではないと思っている。

勉強以外にも、学校生活、部活、進路、学期ごとの行事・・・
様々な面で適切な指導が求められる。
ここまでやれば良い、なんていうものはない。
理想を追求してもきりがない、正に終わりのない世界でもある。

その結果、一生懸命、真剣に取り組む良い先生ほど負担は大きくなってしまう。

本当に大変な仕事だ。


佐野先生も周りからは見えにくいところで、相当なご無理をされていたのかもしれない。



とても残念でやりきれない気持ちである。




なかなか気持ちの整理がつかない。

今はただ佐野先生のご冥福をお祈りいたします。