ある本(Managing Across Cultures)によると,米国では企業は株主のため,日本はお客様のため,欧州は従業員のためという文化的な違いがあるとのこと.確かに,日本のTQM(トータルクォリティマネジメント)では株主のことは何も言ってませんね.品質を高めることを第一義とする点は,一見当たり前のようですが他の文化圏の人には違和感があるのかもしれませんね.
IBMでは,IPD(統合製品開発)という製品開発プロセスをワールドワイドで採用して成果をあげているとのこと.その内容は本で紹介されているようである.これもIBM流のクォリティマネジメントの一種だろう.⇒
IPD革命―製品開発の変革ソリューション 売れる・儲かる・満足を与える製品開発の仕組み
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