社会人(専門職)大学院修士課程でMOTを学んだ後、博士後期課程に進む人が少なからずいる。自分自身を含め、なぜ社会人大学院で博士論文まで書きたいと思うのだろうか。
ベースには、修士課程での不完全燃焼感があるだろう。基礎的な知識やノウハウの習得が目的であれば、修士課程で満足するかもしれない。しかし、学生には豊富なマネジメント経験を持っている人も少なくない。これらの学生にとって、小手先のノウハウはそれほど重要ではなく、自分自身の経験を整理し、体系化したいという深い欲求がある。この欲求に対しては、修士論文だけでは不十分であり、遣り残した感覚があるのだろう。
もちろん、学位記を手に入れたいというニーズもあるだろう。しかし、これは結果に過ぎない。プロセスが大切である。そして、正しいプロセスを登って行けば、学位取得にかなりの確率でたどり着ける。ビジネスの世界では、様々な外的条件により努力が結果に結びつかないことも多いが、学位取得は、富士山の登山と同様であり、1つ1つの努力は裏切られることはない。
学位取得という目標は、自分の考えやアクティビティを1つの体系化された「仕事」としてまとめる強力なインセンティブになる。学位取得というデッドライン付の目標がなければ、通常業務の忙しさに流されて、このようなまとめ作業はできない。特に、膨大な先行研究調査などやる気は絶対におきないだろう。
先生や仲間に助けられながら、学位取得という山登りを行う。多少時間はかかっても、頂上にたどり着いた達成感はひとしおである。ただし、アプローチを間違えると麓で迷子になることもあるので、要注意。登る前に、自分の知力・体力と相談することも重要であろう。
社会人大学院で博士論文を書くことをぜひススメたい。
ベースには、修士課程での不完全燃焼感があるだろう。基礎的な知識やノウハウの習得が目的であれば、修士課程で満足するかもしれない。しかし、学生には豊富なマネジメント経験を持っている人も少なくない。これらの学生にとって、小手先のノウハウはそれほど重要ではなく、自分自身の経験を整理し、体系化したいという深い欲求がある。この欲求に対しては、修士論文だけでは不十分であり、遣り残した感覚があるのだろう。
もちろん、学位記を手に入れたいというニーズもあるだろう。しかし、これは結果に過ぎない。プロセスが大切である。そして、正しいプロセスを登って行けば、学位取得にかなりの確率でたどり着ける。ビジネスの世界では、様々な外的条件により努力が結果に結びつかないことも多いが、学位取得は、富士山の登山と同様であり、1つ1つの努力は裏切られることはない。
学位取得という目標は、自分の考えやアクティビティを1つの体系化された「仕事」としてまとめる強力なインセンティブになる。学位取得というデッドライン付の目標がなければ、通常業務の忙しさに流されて、このようなまとめ作業はできない。特に、膨大な先行研究調査などやる気は絶対におきないだろう。
先生や仲間に助けられながら、学位取得という山登りを行う。多少時間はかかっても、頂上にたどり着いた達成感はひとしおである。ただし、アプローチを間違えると麓で迷子になることもあるので、要注意。登る前に、自分の知力・体力と相談することも重要であろう。
社会人大学院で博士論文を書くことをぜひススメたい。