社会人大学院で学ぶ技術経営

社会人大学院で技術経営を学びながら日々の気づきを書きとめてみます.

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「コトづくり」はモノづくり企業のサービスイノベーション

2006年06月26日 | サービスサイエンス
元花王社長の常盤文克氏が執筆した「コトづくりのちから」では,「コトづくり」を「モノづくりに参加する人たち全員に夢やロマンのある旗印(目標や将来像)を明示し,その実現のためにみんなが奮い立ち,情熱を持って,力を合わせて働きたくなるような仕組みや仕掛け,システムを組み込むこと」と定義し,3つのタイプに分類している.

(1)大きな夢を描いて,これにみんなで果敢に挑戦するコトづくり
(2)仕事を川上から川下まで流れで捉え,社員と顧客とを結ぶコトづくり
(3)金銭より仲間と働く喜び,技術と人の温もりを大切にするコトづくり

スピードや効率を追求してきた従来の「モノづくり」から,モノを核にしつつ新しい価値を創造する「コトづくり」を目指そうというのが本書の主張であるが,企業と顧客が一緒になって新しい価値を生み出すための「コトづくり」は,モノづくり企業のサービスイノベーションと捉えることができる.特に,上記の(2)のパターンはその典型的な姿である.
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