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ゴルフクラブ◇鉛(おもり)の張り方

2019年05月19日 22時58分25秒 | ゴルフ

【ウッドとアイアン】 鉛の貼かた、貼る位置を教えてください

重さを感じたい為です

 

現在のヘッド、ドライバー・ウッドに限らず アイアンもそうですが 慣性モーメントが非常に高くなっています。
昔のパーシモンヘッドであれば 慣性モーメントの数値は 2000g㎝2程度 1000台と言うのもありました・・・ この慣性モーメントであれば 5g~10gのおもり・鉛であれば 簡単に重心の位置は 1㎜~2㎜動きます。
ところが 現在のドライバーの慣性モーメントは 4000台 5000を超えるものも多くあります。 フェアウェイウッドでも3000台 ユーティリティでも2000台後半から3000台 アイアンも殆どユーティリティと同じ数値です。

 

この慣性モーメントクラブであれば ウッドやアイアンなどの機種に限らず 鉛~おもりは 重心の位置⒲を動かす ではなく シャフトに対する「負荷」としての役割です。
よって シャフトからの距離  重さ×シャフトからの距離 という形での影響ですので 鉛であれば、トゥ寄りのシャフトから遠いところに 張るのが有効だと思います。
正しいゴルフクラブの使い方であれば ヘッドの重さは その重さによって よりゴルフクラブそのもの グリップを移動させやすくなります。 貼れる場所の限られている状態では 出来るだけ トゥ側に鉛を貼り その重さを最大に利用するのが良いと思います。
同時に注意して頂きたいのは この時期(冬)になると 鉛は貼りにくくなります。 2~3gであれば問題は無いと思いますが 5~10g貼るのであれば、両面テープを貼る場所を しっかり脱脂することをお薦めします。 お手軽な脱脂の方法は 女性の使うマニキュアリムーバーです。 シンナーなども使えますが、双方、塗装面にはお気を付けください。 塗装にダメージを与える可能性があります。
と同時に温度の低い(13度以下)状態では 両面テープが有効に活きてこないので 多少 ヘッドを温めて(室温程度) 貼るのが良いかも知れません。

 

最近 流行っているクラブヘッド内の 重量物を動かせる仕組み・装置の場合も同じで うたい文句では さも重心が動いて 機能が変わる。。。と思わせていますが 実質 重心が劇的に変わることはあり得ません。
もともと その動かせる重量物 それが例えば20gあったとしても それそのものが始めから存在している上に、 それを移動させられる仕組み、重量物以外のもの(重量)が その動かせる部分に集中しがちなので やはり シャフトからの距離・位置 ということが 機能としての主なものです。
シャフト・クラブの使い方にもよりますが、 重量物×シャフトまでの距離 というのは シャフトの運動量を変える働きがあります。 ☞重さとして100g増やそうとシャフトの硬さはかわりません
数値で言えば 重さがシャフトより遠いところにあるほど ヘッドとしての破壊力は増えますので (重さが増えるのと同じです) 遠くに飛ばす要素としては大きくなりますが、 ヘッドを振ってしまう、ヘッドターンを主としてスイングする人に とっては、ヘッドが振り辛く、ヘッドが返し辛くなり インパクト時にロフトが開きやすくなりますので 重心を遠いところに持ってくると 飛ばなくなる可能性もあります。
パターヘッドに関しては ソール付近に貼ることが多いと思いますが、 20~30gと大量に貼ると パターヘッドは慣性モーメントの数値が低い場合もあり 重心の位置が低く動いてしまう可能性があるので 何とも言えない効果になってしまいます。 パターヘッドは ボールを転がす ボールを必要以上上げない という機能があるので、重心が低くなってあまり良いことはありません。

 

市販のクラブは ドライバー・アイアン等 とても軽いです。 そして 困ったことに パターヘッドに関しては それに輪をかけて 異様~~~~に軽いです。 50g~100g以上足らないと思います。 ・・・鉛で補える量を超えている感じです。

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