【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

飛ばせるドライバー考察

2019年01月02日 15時14分47秒 | ゴルフ
多くの人の ドライバーショットが飛んでいない のは
ヘッドスピードのせい とは私は考えていません。


むしろ そのクラブ・そのクラブの扱い(スイング)では
ヘッドスピードを上げても 距離は変わらず、
安定度が下がり、極めつけは体を痛めてしまう可能性が
とても高いですね。


こすって打っていることを
決して「右回転」や「スライス」が悪者、悪玉
ではないですけれど、少なくとも
かかりすぎ、こすり過ぎは抑えたいところ です。



❷つかまりのよいヘッド

『つかまり』「ボールがつかまる」とは
どういうことか 知らない人 が多すぎます。
知らないのに「つかまり」を追いかける という
幽霊探し をしたら答えは見つかりませんよ。

多くの人の とんでも発想
「つかまり」はフェースが左を向くこと
 フェースが右を向かないこと と信じています。

でも 正しいつかまりは
フェースの入射角度に対し、製品ロフト以上に立っている こと



という 上下 と 左右 という立体的に90度も違う
ギャグじゃないですけど、飛んで…もない勘違いです。


確かに…ヘッドを返して打つようなスイングをしている人には
左を向きやすい、右を向きにくい ヘッドの返り易い
例えば 重心距離が短い とか
ヘッド重量が軽い とか
重心深度が深い とか
ライ角度がアップライト とか
その手は ヘッドは右を向きにくい です。

しかし スイングと言うのは基本、
その左右のフェースの向きに応じた軌道になるので
左を向きやすいヘッドというのは
引っ掛け軌道~アウトサイドイン
 を誘発するヘッドでもあります。
  ✋ここの点、ゴルフ用品業界は知っているのに
   口を閉ざし続けています。

これを こすり打ちを予防のためにドライバーにすると
空中にあるボールを打つドライバーは良いですが、
地面からボールを打たなくてはならないフェアウェイウッドや
アイアンがどんどん得意でなくなり、
挙句、アプローチも苦手になります。
         バンカーは出ます……けどね( ゚Д゚)

ドライバーは遠くに飛ぶ魅力的なクラブではありますが、
コースではアイアンやパター、アプローチなどと
1球1球交互に打つのですから、
特性が大きく異なると その修正に追われてしまいます。


正しい意味での 『つかまりの良い』ヘッド は
ロフトが立ち易い、グリップが前に出易い
重心や構造のモノを指します。

残念ですが、それは色々なモノの組み合わせで
具体的な数値は存在しないとも言えます。

ここが ドライバーの難しいところで
元々 ロフトの一番立ったクラブですから
つかまりが良すぎると 球が上がらなくなる可能性が
ある訳ですね。
見栄の部分がかなりウエイトを占めていますが、
「ロフトの立ったヘッドをこすってあげて打つ」より
「ロフトの大きなヘッドをしっかり捕まえて 低く打つ」
方が 断然ゴルフは上手くなりますし、
そう言うボールの捉え方をした方が、
フェアウェイウッド・アイアン・アプローチ・パター
全てのプラスに働きます。


ですので
 ✕ライ角度が60度超えるようなモノ
 ✕重心距離が35ミリを下回るようなモノ
 ✕重心角度が25度を超えるようなモノ
は 一時、一瞬だけ 自分のこすり球を解消してくれるだけで
そのあとは より強いコスリ球を打つようになるだけでなく
その影響は 地面から打つFWやアイアン・アプローチにまで
 悪い意味で響いてきますので 要注意です。


それとこれは兎角忘れられがちですが、
ドライバーはコースではアイアン、ウエッヂ、FWと
交互交互に打ちます。
ヘッドの大きさの違い、奥行きの違いから
ドライバーだけ 異質なモノになりがちです。
空中にあるボールを打つ と言う部分を差し引いて
重心距離はアイアンとの互換性を考えておいた方が
コースで、ラウンド中に悩みが深くなり難いでしょう。
実はとても大切なコトなのです。

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