![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e7/cd544e631135e780053855293f7f087c.jpg)
店長「パッティングストロークの話しに戻りますが、
パッティングストロークにおいて
一番避けたいインパクトは
アッパーに打つ、煽り打つ、歯で打つ、 です。
![IMG_1386](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/e/d/ede3368e.jpg)
パッティングストロークを弾道計測器 で
計測しながら行うと
普通に打つ、
まあ 当たり前ですが、フェースで打つ に比べると
歯気味、アッパー気味に歯で打つと
ボールのスピン量が いきなり5倍~10倍増えます。
その弾道は 初速は速いのですが、
見た目にも 急速にボールスピードが落ち、
初速に反して ボールが行かない、
世に言う 伸びない球筋、転がりになります。
![IMG_0031_Moment](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/2/6/26b9d9ce.jpg)
![IMG_0030_Moment(2)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/a/6/a6356ab3.jpg)
パッティングは オーバースピンだ、
と言われますが、それはその通り…なのですが
それは空中を飛ばず、地面を転がる、から であって
オーバースピンをかけて 打つモノ ではありません。
氷の上でパットをすれば スピン量は多くありません。
当然ですが、同じチカラ加減で打っても
氷の上を転がるのに比べ
通常の芝の上を転がると ボールは遠くに辿り着きません。
摩擦 があるから です。
順回転、オーバースピンはかかっていますが
その距離に対し、適正なモノに比べ、
より多くの回転が伴っていると その分、
芝との接触面積も接触機会も増える訳ですから
ボールにブレーキがかかってしまいます。
ボールの外周は 約15cm ですが、
150cm以上移動する のに 10回転未満の回転 が
パターにとっての 良い回転 であって
150cm移動するのに 15回転も回転させるには
余計なチカラ加減が必要になりますし、
接触機会が増えますから 芝目の影響も大きくなります。
芝の状態によって 距離感も影響を受け易いですし、
ラインも大きめに取らざるを得なくなります。
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
アマチュアだけでなく、プロにとっても
ボールを煽り気味に打たない、ちゃんとフェースで打つ
は あまり意識されていませんが、かなり重要、
特にアマチュアゴルファーのパッティングの生命線、
パターが得意と苦手の分かれ目になるポイントです。
昔から フォローで
『パターヘッドを 低く長く出せ』と言われますが、
その意味はココにあるのです。
乱暴な言い方になりますが、
アッパー気味に、あおり気味にストロークするのであれば
フォローが無い方がマシかもしれません。真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ振る
ばかりを気にする傾向が強いですが、
ストロークをする時の自分の目から見た真っ直ぐ よりも
このアングルから見る 真っ直ぐの方が
総合的なパッティングストロークとしては重要です。」