【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

逆球を打たないアプローチを目指そう

2018年06月09日 10時41分38秒 | ゴルフ


60~70ヤード以内のアプローチ、グリーン周りのアプローチでは
大きくボールが曲がったり、大きく左右に飛んでしまったり
というのは滅多にないが、
フルショットの時と同じように
 逆球が出やすいアプローチをしている人がほとんど…
全員と言ってもいい状態なほど…です。

アプローチで逆球が出やすい動き、スイングは
同時に トップやダフリ、チャックリなどを生みやすく
ここが一番スコアに直結する箇所かもしれません。




まず 物理的にアプローチのミスを減らすには
できるだけ大きなロフトのクラブを手にしないコトです。
フルショットで丁度 という場合はよいと思いますが、
距離調整が必要な場合、
大きなロフトのクラブは ライ角度とロフト角度の関係から
思っているよりも繊細な道具になります。
距離に関しても 地面を転がる~横の移動距離に比べ
はるかに強く打たなくてはいけなく、
ミスをすれば 大ショート、大オーバーもありますから
出来ることならば 程よくロフトの立ったクラブを選択することです。


そして 出来るだけ逆球の出ないショットを練習しましょう。
ショット全般でもそうですが、特にアプローチでは
縦の逆球 というのがとても問題です。

多くの人が スイングの、ヘッド軌道の最下点で
ボールを捕えようとしていますが、
それでは ヘッドが下降途中、上昇途中
で当たる可能性も同時に秘めています。
先日も書きましたが、
下降途中で当たれば
 打ち出しは低め、スピンは多め、
上昇途中で当たれば
 打ち出しは高め、スピンは少なめ、
と全く別な、まったく反対な球筋になります。

その二つのショットは
同じスピードで打ったとしても
状況によって 全く違う距離になりますし、
そもそも 上昇途中でインパクトすれば
 着弾時にスピンがかかるような 球筋には成りえません。

俗にいうショルダーストロークのような形で
両腕で作るの三角形を固定し、肩を揺さぶる というのは
同時に 自分の体も揺さぶっているのですから
円弧は縦のつぶれた卵のような軌道になります。



スイングの時間進行とともに
右が下がり、左が上がりますから
ダフリ、トップ、チャックリ、だるま落とし、
それらのショットの隙間に
 まあまあうまく打てるショットが存在するようなトライなのです。

レッスンやプロがこの形でアプローチをするのも
よくよく見かけますが、 「なんだかなー」 という思いで一杯です。

ショットは あげる 下げる あげる の三行程ではなく
あげると下げるでお仕舞です。
下げるまま だと地面につっ変えてしまうので
その姿勢のまま 体が左を向くから 軌道通り
クラブは高くなり 地面につっかからないに過ぎません。

スイングもそうですが、ヘッドを上げる~下げる~上げる
と考えている限り、飛ばすには無駄なほどのスピードが必要になりますし、
ミスの頻度も非常に多く、体も痛めやすくなります。
アプローチでは スピンが効かない 効かない という
ボヤキをよく耳にしますが、そうやって打って
スピンが効くほうが不思議です。
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