多くの方がプロのスイングを真似ようとしていますが、 
辞めた方がよい・・・ 辞めるべきと思います。
部分的に参考にする程度にした方が良いと思います。
down_swing
それには いくつかの理由があります。
 ①肉体的理由
 ②時間的理由 これらは説明の必要もないでしょう。

意外に見落とされているのが クラブ の問題です。
現代の多くのプロは ジュニア、10歳位の年齢からゴルフをし始めています。
ハミングバードはゴルフ業界の中では特殊であると自覚していますが、
 それを差し引いても ジュニアや非力な女性にとって
 ゴルフクラブを提供するメーカーは重きを置いていません。
 単純に数が売れないからです。
男女関係なく、10歳の子がゴルフを始めるパターンは 
大人のクラブを慎重なりに切ったクラブから始めます。 
市販のジュニア用もクラブ概ね同じです。 
ジュニア用の長さに適応したシャフト、
シャフトの硬さやヘッドの重さ 場合によっては
 ロフト角度 など 採用しているメーカーは殆どありません。

⚠シャフトが硬い
 ⚠ヘッドが軽い
 ⚠ロフトがきつい(ボールが上がり難い)  クラブでゴルフを覚えています。

シャフトが硬い は スイングにとって シャフトの使い方を誤らせます。
 ✋シャフトの本来の役割は ヘッドの重さを打ち手に伝え、
その重さを利用して グリップを動かし、それによってクラブを動かすコト です。
 シャフトが硬い、硬すぎると ヘッドの位置が分かりません。
 ヘッドの重さが自分に伝わりにくい です。
 よって スイングを重さの感覚で覚えるのではなく
 多くの場合、機械的な反復練習によって 型によって覚えます。
 また シャフトが硬いので ヘッドの重さの使い方 シャフトの使い方を
 本来の役割の反対、 ヘッドをどう振るか、シャフトをどう振るか
  シャフト=長い棒 として使うようになります。

ヘッドが軽い は イコール ボールを飛ばすエネルギーの
少ないクラブ ボールを上げるエネルギーの少ないクラブ で
 ゴルフを、スイングを 覚えると それを補うため
 より速く より速く より速く スイングをする必要が生まれます。
 シャフト → ヘッドを動かす為の長い棒 
とも相まって 「なによりも速く振る」というコトがスイングの
 最大のテーマ になります。
PCC

プロ、もしくはプロを目指すジュニア は お金を貰う、
稼ぐために クラブを無償で手にします。 
プロであれば 使うことによって お金も貰えるのです。 
私たちアマチュアは その全く逆で 
お金を払ってクラブを買うのです。 
例えば プロの場合、 自分に適しているけれど 
 契約金の安いメーカー と 自分に適していないけれど 
契約金の高いメーカー  の二つを選ぶ状況であれば、
もれなく後者を選ぶでしょう。

使ってみた結果、悩みに突入するケースも 
偶然にも自分を活かすコトになることも アマチュアの同レベルの
 ゴルフクラブに対する知識では 予測しようもないでしょう。
 契約条件などを優先し、没落してしまったプロは推挙に暇がありません。

ゴルフは飛ばすとともに正確性、再現性、持続性が必要なゲームです。 
飛ぶのなら 速く動かずにいた方が 残りのモノを達成し易い です。 
修行の結果、同時に達成しているプロ  
しかし 運動性能の優れた 非常に短い期間 それを
 クラブを選べる、お金を払ってクラブを得る
  アマチュアが真似る必要はありません