【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブから始まるスイング論

2019年06月28日 21時49分24秒 | ゴルフ
   


もう既に30年近くお店を構え、
多岐に渡りゴルフに接してきた経験からして
一般的なゴルファーの使っているクラブや
一般的なゴルファーの目指しているスイングでは
よく耳にする言葉、
「クラブを替えても一緒」
「ゴルフは腕だ」
という事はその通りだと思います。

クラブで言えば
ごくごく普通のおじさんゴルファーが
シャフトには『SR』って書いてあったとしても
そのおじさんゴルファーにとっては
ダブルエックスのような がちがちの硬いシャフトを使い、
その硬いシャフトに対して
はりぼての紙で出来たような軽さのヘッドを使っていて、
それと似たようなクラブを打ち比べてみても、
クラブを替えてみても、
がちがちの硬いシャフトと紙のような軽いヘッドを
乗り越えるだけの違いなんてある訳ない。


シャフトには「硬さ」という種類があるのだから
自分の体力に応じたものを選び
そのシャフトの「柔らかさ」を使って
 しなるモノをしならせないように使わないと
 ゴルフクラブの機能は出てこない  のに
その全く反対の
 しならないものをしならせて使って
 クラブの機種による違いなんて出てくる訳もない。


 ましてや しならないものをしならせて使おう とするなら
 始めっから「しなるモノ」を上手に使った方が
 使い方はシンプルになって行くでしょう。
 そもそも ゴルフクラブのメカニズムとして
 角度 というものが重要なことは分かるでしょ?!
 クラブの構造上、しならせる は ねじる という事です。
 クラブヘッドを見れば分かると思いますが、
 ねじって使う は 上下にしても、左右にしても
 非常に不確かな、不安定な弾道を生み出すことになります。


ヘッドの軽さにしても
多くの人はスイングの「型」「恰好」を追いかけてるけれど
そんなものは コースでは何も役に立たないし
その型や恰好の目安になる
感覚としてのクラブを感じにくい軽さやシャフトの硬さ では
スイングは「踊りの型」になるだけで
自分で修正する感覚も反復する感覚も生まれてこない。

クラブヘッドの重さ
長い棒の先に付いた重さを
遠心力にして、ボールを飛ばす なんて
あまりにも幼稚な、物理を無視した理論が横行するなんて
(作っている方、宣伝する方、打ってる方の過失が大きいけれど)
カルト宗教に陥るのもクラブ選定もミスから始まっている。

クラブヘッドの重さを遠心力で!
は そのクラブを遠くに投げる ということ以外には
当たり前ですが使えないのです。

手を返す
ヘッドをターンさせる
ヘッドがグリップを追い越す
という打ち方は 奇跡的な偶然を除けば
やればやるほど 回転が増え、弾道が高くなるだけの打ち方です。

そして それを距離にするためには
過度に自分の体に負担を掛け
煽って打たなければならなくなります。

そして その煽り打ちは
 地面から打たなければいけないショットをどんどん苦しめます。

スタートになっている、
手を返す
ヘッドをターンさせる
ヘッドがグリップを追い越す
という打ち方は
軽いヘッドと硬いシャフトのクラブであれば
そうせざるを得ない のです。
シンプルに使っては飛ばないからです。

どの道に逃げても 必ず問題が起こり、
とどのつまりは 体の負担、ケガ、故障、痛み が
伴なう打ち方をせざるを得ないのは
すべて ゴルフクラブ から始まるのです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本日のゴルフスイング | トップ | 左グリップで決まる全体  ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ゴルフ」カテゴリの最新記事