![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/44/ea7c56b9efe78cddcfdd4da37bbd5de8.jpg)
TSさん「私も今の今まで、ゴルフ歴の殆どを
つかまる=フック
つかまらない=スライス
理想的な弾道 ドロー=つかまっている
と思っていました。」
店長「ゴルフクラブはその機能を果たすと
左回転、つまり フック回転が入るので
理想的な弾道がドローなのは 👍👍👍です。
しかし、
つかまる は フェースを閉じるでも 開くでもなく
ロフト、入射の軌道との関係もありますが、
ロフトの造り方で決まる は 納得して頂けます❓」
TSさん「はい! まだ 出来ないのですが。。。」
店長「では 先に進めます。
『ボールの掴まりの原理』が 理解出来ていないと
スイングの改造 なんて
取り組んでも 効果が非常に薄い のです。」
店長「つかまる=フック つまらない=スライス
理屈を超越した理論なのですが、
大抵の場合、フェースの開閉 と 軌道論、
開いている、閉じている、
アウトサイドイン、インサイドアウト
そこに進むコトになるのですが、
これにも 大きな罠が待っています。
この罠は 生涯迷宮 です。」
TSさん「えええええええええええ。」
店長「同じことが
つかまえ=縦のフェース/ロフト にも言えます。
例えば…です。
今の使っているクラブをいじらず 変えない、
その対象になる クラブ番手 もそのまま、
その状態で
自分の理想の弾道にするには スピンが多過ぎる→
3500回転 なのを 2500回転 にしたい……とします。
ちょっと 頭が混乱するかもしれませんが…。
ロフトは 立てようとすると 実効果として
クラブが短くなるので
入ってくる入射がきつくなります。
故に ハンドファーストを強くしても
打ち出し角度は低くなる(変わる)可能性はありますが、
入射も変わってしまうので スピンが減るとは限りません。
インパクトロフト=スピン効果 を変えようとすると
同時に スイングの縦軌道も変わってしまいます。
![【イメージ】倉本昌弘 スイング集_Moment](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/a/f/afc019b0.jpg)
フェースローテーションを多くしている人、
打撃=ヘッドの回転の人の場合、
軌道だけを変えようとしても
インパクトロフトやフェースの向きも変わってしまうので
答えを見つけられません。
ま…だから 硬い(使えない)シャフトを使って
ボールへの打撃効果を薄める…と言う手立てを取るのですが…。
クラブの横軌道の アウトサイドイン、インサイドアウト
にも同じことが言えるのですが、
スライス~アウトサイドイン~開いている の発想を
ドロー~インサイドアウト~閉じている にしようとして
ヘッドを閉じると 軌道も変わってしまいます。
理屈上は アウトに出すには フェースを開いた方が
アウトに出し易く、フェースは閉じようとすると
軌道はインに切り込み易くなります。
と…ここまでの話しがスイング改造として
ダメなスイングの治し方の典型例 なのです。」
TSさん「!!!!! なにが悪いのか 分かりません。」
店長「言葉で説明して分かって頂けるか、分かりませんが、
トップオブスイングから インパクトまで 平均して0.2秒、
ヘッドスピードは時速にすると 120㌔(成人男性)を越えます。
ヘッドの軌道、上下の入射角度 であって
左右のアウトサイドイン、インサイドアウト であっても
途中で ロフト、フェースの向き どちらであっても
変えようとすると 『必ず』軌道とヘッド姿勢は同時に動きます。
スライスだから、フックだから、
つかまりすぎでスピン不足もしくは過多、
つかまらな過ぎでスピン過多もしくは不足
であったとしても
軌道を固定して ヘッド姿勢を変える と言う発想ではなく
動いている中で ヘッド姿勢を変えようとしています。
もう コレにトライすること自体
手打ち 手振り への道まっしぐら なのです。
![(ダウンスイング比較 きっと参考になると思います_Moment](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/2/d/2d3c2c5f.jpg)
手打ち、手振り である限り、
ロフトであっても、フェース向きであっても
変更すると 軌道にも 大きく影響が出るので
改造にトライする前とは
違うゴールに行き着くコトになりますし、
その 0.2秒の 時速120キロ超 の ヘッドコントロールは
自分ですらままならないですし、誰にも、誰からも
教わるコトも 教えることも出来ない 秘技 なのです。
部活特訓並みの練習、練習頻度、
例え 体得したとしても、それを維持する為の
メインテナンス練習、頻度が必須になります。
普通のアマチュアにとって 良いゴールとは言えません。」