辞めてしまったショップ(他店)のお客様が
ゴルフクラブ診断で来店されました。
セットの流れ が バラバラ❓ に感じる、とのコトです。
体力的にも、スイングも ごくごく普通な60歳
ヘッドスピードは 頑張ると 40ms強はあります✊
この組み合わせもよくある ミス で
ドライバーは 50g台
FWウッドは 60g台
ユーティリティ 70g台
ミドルアイアン 80g台
ショート・ウエッジ 110~120g台
と クラブの長さに応じて シャフトの重さを変え
長いものは軽いシャフト 👉飛距離優先
短いものは重いシャフト 👉安定度優先
『同じ重さの感じにしてみよう』
『優先事項に応じたシャフトの重さ』とのプランなのだと思います。
シャフトは1mの棒です。
それが 50g と 60g と増えても
全域に渡って 10g増えるだけ、なので
感触としての 重さ感の差はありません。
一方、シャフトの重さは シャフトの硬さに直結するため
同じメーカーの、例え、同じ名称(機種)の同じ硬さ(表記)にしても
重いモノの方が 硬くなります。
今回のこの場合も、一応 形式上、同じ機種 の 同じ硬さ の筈
「だった」のですが、
ドライバーは 253cpm
FW(#5)は 265cpm と (258cpm前後がマッチでしょうね)
長さから 考えると ハーフフレックス分、
地面から打つクラブである FWの方が硬くなっています。
その延長で、ユーティリティ が 70g台の同機種ですが、
コレは 数値上、ドライバーやFWよりも 柔らかく
ミドルアイアンより硬く、ショートよりは柔らかい、
👉ウッド系のⓈに比べ 表記通りⓇ分柔らかい感じです
何とも言えない存在になっています。
アイアンが問題です。
ミドルアイアンのシャフトは 80g台のⓇで #5-260cpm
ショート以降のシャフトは 120g台のⓇで #7-295cpm
2フレックス以上違う 硬いシャフトがショートアイアン、ウエッジに
入っているので 一番数を打つ、コレが基準になっており
硬い筈のドライバーが柔らかく感じる次第です。
ドライバーの距離も出ていないのは 幾つか理由がありますが、
①硬いシャフトを打たなければならず 肘を痛めている
②アイアンに比べ 柔らかいので
真っ直ぐ行かせる為、手加減して打たざるを得ない
だと思われます。
また、硬いシャフト、軽いヘッドのウエッジを使い続けているので
中途な距離のアプローチがあまり得意でなく、
練習量、練習頻度が必須なのが、痛めている関節に重くのしかかります。
弊社で 悶絶の入門用のクラブ
重めのヘッドに 70gのシャフト のウエッジを打って頂くと
コッチの方が 「重く感じる」 とのコト。
ご自分のウエッジの 約半分の重量のシャフト です。