【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

明けまして… クラブセッティング

2022年01月02日 23時54分03秒 | ゴルフ

1W 10.5度 T社  SR
5W  19度  メーカー純正S
4U 21度 C社 GS95/S200
5I 24度 T社 NS950GH/S
W 52度 56度 F社 NS950GH

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ざっと 書いてみたところ
このようなクラブを使っていらっしゃるゴルファーが
自分のセッティングが良いか どうか ネット上で
質問しているようなモノが有ったのだけれど。。。

質問したい気持ちもとっても分かります。
ゴルフクラブは決して安価な代物では
有りませんし、自分のセットが間違っているか
不安に思う気持ちもあると思うのですけれど

ズバッと言ってしまうと
セッティング って言葉の意味が違うと思うのです。

どこどこメーカーの Sシャフトと言っても
それを どのような状態でクラブに組み付けてあるか
185gのヘッドの付いた 46インチなのか
200gのヘッドの付いた 44.5インチなのか

それによっても 全く違う味付けですし
30mmの重心距離に付けられているのと
42mmの重心距離に付けられているのでは

同じ状態と言えません。

それぞれを目隠しで打ち比べをした後、
「これは 同じシャフト 同じ硬さを使っています!」
「だから 同じセッティングなんです!」
と言われても、殆どの人が首を傾げると思います。
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同じ土俵で語られるのに、疑問符が付くのが
スチールシャフトとグラファイトシャフトです。
スチールとグラファイトでは明らかに
ヘッド重量基準が全く異なります。

最近のグラファイトはスチール気味のバランスの方が
経費も安くなるので、そちら気味になって来たとは言え
単一素材で作られているスチールシャフトは、
それソノモノの先端が重く出来ています。

細くなり、負荷のかかり易い部分を補強しなければ
壊れてしまうからです。
グラファイトシャフトは、先端を重くしなくとも
素材を変えることによって
先端の補強することが可能です。
故に、スチールは先端が重いモノが多く、
同じスウィングウエイトを作り出すのには
装着されるヘッドが軽くなる のです。

それぞれ、種類によって異なりますが
その差は 20gから30gにまでなります。

その差は決して少なくありません。

ウッドにグラファイトを装着、
アイアンにスチールシャフトが装着されている
セットを使っていると
長いクラブの、大きなヘッド、
重心距離や重心深度の深い 重さを感じやすい
ウッドやドライバーほど、ヘッドが重く

重心距離や重心深度の短い、クラブも短いモノ
アイアンほどヘッドが軽くなる

というのに 違和感を感じる筈です。

これを シャフトのフレックスや名称などの
字面だけで セッティングするのは
セッティングとは言わず、バックの中の見栄え
と呼ぶのだと思います。

セッティングの基本は、上手、下手に限らず
違和感を感じる、その感じること なのだと思います。

車でいうトコロの
4輪のタイヤのサイズだけ 合っていれば
良いのか というと、セッティングとは
アライメントとか、サスペンションなんかも
含めた クルマの総合バランスを指すのだと思います。

上手でないから、そこは感じない
どうでも良いと言うのは、間違いの元です。

ある程度、バランスのとれた、互換性
整合性のあるクラブでゴルフを覚えるのと
一本一本バラバラのクラブで覚えるのでは
同じ未来にはなりません。

多くの方が ドライバーだけ上手くいかない!
フェアウェイウッドが嫌い! とか
バンカーが苦手! などと言う 長年のイメージ
というか レッテルみたいな部分の多くは
整合性の無い クラブによって作り出されています。

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明けまして…クラブ選び

2022年01月02日 17時45分32秒 | スポーツ

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例えば ドライバー。。。

ゴルフクラブの場合、どのセッテイングであったとしても
その単一のクラブを、練習場で何球も打ち続けている限り
必ず そこそこ打てるようになります。

問題なのは、それがコースで
効果を発揮するのか?! ということなのですが
コースは 上記の状況とは大きく異なります。
何が 違うのか?

当たり前ですが、同じクラブを打ち続けることは
コースでは皆無に等しいのです。
距離や状況によって、かなりランダムに
ゴルフバッグの中にあるゴルフクラブを
一球一球交互に打つのです。

よくある話ですが、
練習場で行われる試打会では調子がよくて・・・
いざ 購入してみると、期待外れ って、ありますよね。
その仕組みも 単品だけを打ち続ける試し打ちと
自分のバックに入れて 自分の他のクラブと交互に使う
のでは、その単品クラブの使われる環境が異なります。
自分のその他大勢のクラブとの相性が悪ければ
当然 試打会の結果は出てこないのです。


ですから 「ドライバー1本を買い替える場合」
であったとしても、残りのゴルフバッグにあるクラブたちと
共存できるのか? どうか というのが一番問題になります。


http://blog.livedoor.jp/hbs/




細かい重心位置とか、シャフトのキックポイント
なんて言うのは、正直なところ
非常に、些細な 些細な違いなのです。

クラブの互換性の基本の部分は
シンプルに シャフトの硬さとヘッドの重さ です。

現在、日本のゴルフ用品、アイアンの場合
軽量スチールが中心です。
スチールとグラファイトの最大の違いは
装着するヘッド重量にあります。
スチールは単一素材であるため
外観上、細くなる先端部分を肉厚で補強します。
◆シャフト自体の先端部分が重くなります
グラファイトの場合、重くしなくとも素材の構成
によって、先端を補強できます。
一般論ですが、長さも含めると
グラファイトに装着「できるヘッド重量」は
スチールシャフトのそれよりも 25g 10%以上も重く出来るのです。
グラファイトが飛ぶ と言われる理由もそこにあります。

しかし、いまどき ウッド、特にドライバーに
軽量とは言え、スチールを装着するゴルファーは
少ない筈です。
どのアイアン軽量シャフトにも、それと相応したウッド用
軽量スチールシャフトがあります。
使える、使えないは別にして
一番 相性がよいのは「それ」です。


ヘッドの重量を重めにできるグラファイト
重心距離もアイアンに比べれば長め
重心深度も深めのドライバー
相応する軽量ウッド用スチールと比べれば
シャフトも硬くはありません。

小振りな ヘッドの軽い シャフトの硬い
 アイアンを打った後
460cc デカヘッド ヘッドは重く 重心も長い
 アイアンと比べれば シャフトの柔らかい
ドライバーを打ったら どうなるのでしょう?!
その逆は?!

その差を無視して ドライバー単体の
ヘッド性能やシャフトのキックポイントなど を
考えても あまり意味がないような気がします。

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