ボールを遠くに飛ばす、
ドライバーで ライバルよりも飛ぶ、
というのは ゴルファーの楽しみのひとつ であり、
ゴルフの大きな魅力のひとつ です。

火薬や機械を使わず、モノ…この場合はボールですが、
それを200m近く飛ばすことの出来る遊びは
ゴルフの他 多くはありません。


長い棒状のモノを手で振って
それを実現させようとした時、手打ち~手振りの
最大の欠点が顕著に出ます。

ボールを飛ばす 要素
フェースにボールが当たる と言う条件の元、
ボールを飛ばす要素 は
 ◎出来得る限りの速いスピード と
 ◎そのスピードに適した インパクトロフト です。
スナップショット 1 (2015-02-06 3-41)

総じて 速いスピード、速い動作、
ゴルフの場合は 速いヘッドスピードを望んだ時、
助走にあたる テークバックやトップは 大きくなりガチです。
飛ばそうとした時、トップが小さくなる人は稀だと思います。

手打ち~手振りの場合、
からだの向きの変更~からだの回転と円弧は
直接関係に無く、手で作る円弧 を大きくする為に使われます。

初期段階から グリップも、ヘッドも、からだの外、
テークバックの場合は からだの右外へ外しますので、
それは ロフトの開き に相当します。
ですので 大きなテークバック、大きなトップを取る程
ロフトは開き、からだから外れる量も増える訳です。

IMG_0378クラブを持って自分で試してみると分かりますが、
右を向かず、その場で クラブを上げる、ヘッドを上げる のと
フェースを空に向け、横(この場合は㊨)に倒すのと
どっちが 重いか・・・・ 言うまでもありません。
片方は クラブの重さ × 長さ の長さが最小 になります。
一方 クラブを横に倒してしまう方は クラブの重さ × 長さ の
長さが最大値 になる上に
ロフトを寝かしてしまうので ヘッドの重さも最大値 になりますので
トップの位置での 切り返し の重さの 差 は
数キロになると考えられます。

大きく振りかぶっていますから ロフトも開き
クラブの重さも最大、
そのまま…ではフェースで打てませんから、
フェースを閉じなければなりませんが、
開いたフェース(ロフト)を閉じる行為を
ここから 最大、最速 で行わなければいけないのです。

ご存知のように、
ヘッドスピードが 3ms 高くなっても
ロフトが開いていれば
逆に 飛ばなくなってしまうことは体験済み だと思います。

また 同じクラブであっても
上り坂、左足上がりであれば 飛距離が通常よりも行かない
というコトもご存知だと思います。
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速く、大きく振ろうとするほど
ロフトは増え、クラブは重くなり、
それを 元のロフトで打たなければならないので
力んで無理します。その分は きっちり
からだが上を向くので
上手く当たったとしても 自主的な上り坂ショット になる可能性も
非常に高い訳です。
スピードが上がったとしても 大きなロフトで打ち易く、
無理する分、からだは上を向きますから、
飛ばそうとした時 ほど 球が余計に高くなったり、
スライスが強くなったりし、飛距離が伸びにくい
という 大きな欠点を発揮する訳です。