からだの回転 ダッキング byジャンボ尾崎
![](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/9/4/94995ecf.jpg)
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります
重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります
とても不思議に思うコト があるのです。
多くのレッスン、ブログ、動画などでは
「シャフトはしならせて、しなり戻して使う」
「シャフトをどうしならせ、どうしなり戻すのか」
というのが目につくのですが、
もし それが良い、ベターだとすると
なぜ 「セットの硬さをちゃんと統一、揃えよう!」
という内容が出てこないのでしょう。
シャフトをしならせて、しなり戻す のだとすると
そのシャフトの硬さによって 方法は同じ、だとしても
そのタイミングや強度などは異なると思います。
![video_Moment](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/7/a/7adb39aa.jpg)
同一機種のシャフトであっても、 例えば
X-フレックス 270cpm の硬さと
R-フレックス 240cpm の硬さでは
しなりの量も そのシャフト速度も異なります。
X-フレックスを 振るように R-フレックスを振れば
R-フレックスの方が シャフトのしなり幅も遅く
復元速度は同じだとしても しなり/しなり戻り往復で
かなり大きく しならせ/しなり戻す をすることになりますから
スクエアに戻してインパクトする という理想の元では
インパクトで待つか、はたまた シャフトを動かす動作速度を速く、
特にダウンスイングの しなり戻しは速く動かさねばなりません。
これでは パターを除く13本近いセットが
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウエッヂと
異なる硬さが混じっている場合、ショットでのやるコト
やる速度、やる量が その硬さに応じて変えなければならなくなります。
続けて 同じクラブを打ち続けられる練習場でならいいかも…ですが、
交互交互、場面場面で
一球ごとにクラブを入れ替えなければならないコースでは
混乱してしまい、相互に上手く行かなくなる可能性が高くなります。
また しなり具合はシャフトの硬さだけでなく
重心の長さや深さ によっても影響を受けます。
シャフトをしならせて、しなり戻して使う、使いたい のであれば
セット間のシャフトの硬さや重心距離などを統一、
もしくは ある程度の幅の中に収めておかないといけない
と思うのですが、そこに振れた記述、内容は一切見当たりません。
それでは片手落ちもよいトコロです。
![Jack Ni_Moment(2)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/6/5/6596950d.jpg)
特に最近では アイアンが売れていない ので
低価格に抑えるため、アマチュアにとっては利の少ない
軽量スチール + 小型ヘッド ばかり です。
ドライバーは メーカーや機種によって 硬さはマチマチ ですが、
シャフトはある程度柔らかい方が飛ぶ
という共通認識は存在するので
アイアンに比べると 表示 S-シャフト でもかなり数値、
かなり柔らかくなっています。
✋ヘッドが大きく、重心距離も長く、重心も深いドライバーの方が
シャフトが格段に柔らかく、
✋ヘッドが小さく、重心距離も短く、重心の浅いアイアンの方が
シャフトが格段に硬い
シャフトをしならせて、しなり戻して使う コトを前提にするのなら
このセット間の統一を声高にしないと
その方法論は完遂しないと思うのですが…。
ものすごく なんだかなぁ の気持ちがぬぐえません。
昨日に書いた 足、下半身のドリル は
あくまでも ドリル です。
足のなんとなく の使い方、通り道、
手順として ドリルでやるのは 良いと思いますが、
素振りまでは出来ても
実際の ショット となると
足使いに神経を使うのは 難しいでしょう。
足はどちらか というと
ボールを当てる、ボールを打つ、強く振る
というコトの補助動作、
その動作をする上で 不自然な動きをしても
からだを痛め無いように逃げたり、
バランスを取ったりする、反射的な補正動作が主になり、
意識的な動作は難しくなります。
ですので 素振りや軽いイメージショットまで が良いと思います。
その際、気にして頂きたいのは
【テークアウェイ時】 左足が ㊧の股関節を
アドレス時の飛球線反対方向、からだの右方向に
じわ~と押す
✋そして、その時、㊨の股関節よりも
左股関節の方が下になるように押す と
(左股関節を右股関節の下に潜り込ます)
右の股関節は 後方(背後)に逃げ、
結果、として 骨盤が右を向きます。
![tksswing_Moment(2)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/5/8/58fed7d7.jpg)
ダウンスイング以降は
右足 が蹴る訳では決してありませんが、
やはり 右の股関節を
飛球線方向… 回転することを見越して
それよりもやや右目のシャンク方向位に
左股関節を上から抑えるような感じで押すと
㊧股関節は左の靴の上あたりまでは押されますが、
それ以降は 左には行けないので
テークアウェイと同じく 後方(背後)に逃げるような
そんな感じで 左向き になる訳です
と書きましたが、
下半身の動き、アクションは クラブや腕などを含めた
上半身の重さのかかり方によって 左右されます。
つまり、そうなるような 上半身の重さのかけ方 で
造っていく意識を持ってください。
クラブや腕を どこに動かすか、いつ動かすか
によって 下半身にかかる重さは 変わってくると思います。
スイングの右向き、ダウンスイングには
どうしても 胴体の捻じれ、上半身の上部の重さによる遅れ
が発生しがち です。
ゼロにする事は不可能ですし、体を痛めない為
自然なねじれは許容するべき とは思いますが、
出来るだけ少なく、意図的なねじれは造らない方が良いと思います。
肩ラインと骨盤ラインのねじれが少なければ
ダウンスイング~インパクトにおいて
🔴左半身の方が低い(概ね 多くのモノが下に向かって進行)
🔴左半身の方が高い(概ね 多くのモノが上に向かって進行)
この二つの時間が 肩ライン、骨盤ライン に
同じように進行していきますが、
ねじれが大きいと 左股関節が上がり始める時間が
早く訪れますから、上を向きながら、下に振る
と言う時間が必要になってしまいます。
現代のスイング論の中には
骨盤の傾きと肩の傾きを変え
肩は縦に回転する という奇妙なものまで存在するほど です。
それは スイング動作の初期 の 捻じれ があるから
その後処理として 起こるモノで
決してからだに良い動き とは言えません(痛めやすい動き)から
アマチュアが率先して やるべきモノ ではありません。