しゅぷりったあえこお nano

ブログ版 シュプリッターエコー

幼稚な女性アナ―給付金うれしい

2008-11-11 00:30:44 | 報道
 どこのテレビ局なのか、夜のニュース番組で、麻生内閣のバラマキ給付金を「もらえるのはうれしい」と女性アナウンサーが言ってましたね。
 うれしいけれど釈然(しゃくぜん)としない、といった文脈でしたが、それにしても「うれしい」というのはねえ。
 小学生が親からお年玉をもらうんじゃないんですから。

 わかりきったことですが、なにも麻生さんのポケットマネーじゃないんですよ。
 ぼくらの税金の中からそのごく一部を還付(かんぷ)しようってだけの話ですからねえ。

 どこのテレビ局のアナウンサーかは、まあ、わかってますけど、ちゃんと確認するのを怠りましたから、あいまいなままにしておきます。
 女性アナウンサーをジャーナリストとは言えないにしても、ニュース番組に登場するかぎりは、せめて小学生以上の見識は示していただかないとねえ。

 政治にとっていちばん重要なことは、税金の再分配に納得のいく秩序をつくることです。
 全国民が国民らしい生活を送れるように、税金を適正に再配分することです。
 麻生さんにはそれをする展望も決断力も実行力もないのです。
 それで、もっとも原始的なバラマキに出たのです。
 これなら大衆にもウケて、総選挙の票になる、という読みです。
 
 政治なんて名にあたいしない実に下品な方法です、
 衆愚政治(しゅうぐせいじ)のナレの果てです。
 自民党の政治家は人間としての誇りさえ捨てようとしています。
 日本人をモノモライ集団におとしめても平気です。
 古代ローマの末期にも似たような愚民政策で国が衰えていきました。

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